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容姿・学歴・家柄等「釣り合わない相手との結婚はアリ?」

将来「釣り合い」が取れる

 結婚は「等価交換」が原則だ。結婚が成立するためには、こちらが相手に渡す価値と相手がこちらに渡す価値の釣り合いが取れている必要がある。万一、釣り合いが取れていない相手との結婚を敢行した場合、やがて、一方が高圧的になり、もう一方が卑屈になるなど、結婚生活に綻びが生じる危険性がある。

 では、容姿然り、学歴然り、家柄然り、釣り合わない相手との結婚はすべきではないのだろうか。この問いに対する筆者の結論は、「無しだが有り」だ。つまり、釣り合いを取る必要性は譲らないが、将来、釣り合いが取れるであろうことを前提とするなら、たとえ結婚する時点で釣り合わない相手であったとしても、結婚は有りだ。尚、念のためにより正確な記載をすると、将来、釣り合いが取れるであろうことを見越し価値に織り込んでいる時点で、実は、結婚する時点においても既に釣り合いが取れているということを意味する。

 以下、①将来一方(あなたor相手)の価値が下がることで釣り合いが取れるケースと、②将来一方(あなたor相手)の価値が上がることで釣り合いが取れるケース、について述べたい。

①価値が下がることで釣り合いが取れる

 将来、あなた、もしくは、相手の価値が下がることで釣り合いが取れる想定があるのであれば、結婚は有りだ。

 価値が下がる究極の概念は「死」だ。死んでしまえば、たとえ現時点で、容姿が良かろうが、学歴が良かろうが、お金が有ろうが、その価値は直ちにゼロになる。遍く人間は、やがて必ず訪れる死に向かって、時を刻み、今を生きている。つまり、「時間」は、その他全ての価値を包含し得る究極の価値であり、時間の経過に応じて、あなた(相手)の価値は逓減することになる。

 勿論、年齢が上がるごとに時間価値の重みは増す。100歳の老人の一日は、20歳の若者の一日よりも、採り得る選択肢が厳選されて然るべきだろう。女性が出産適齢期を気にし、男性が定年退職のタイミングで子供が手離れしているかどうかを気にするのも、時間価値を意識してのことだ。

 その意味において、安易に現在の交際相手との交際を解消し、別の釣り合う相手を探すような行為は、あまりお勧めできない。婚活を一からやり直すことで時間を浪費し、精神的苦痛を味わい、容姿が劣化し、お金を失い、結局自身の価値を今よりも下げる羽目になるからだ。おまけに、釣り合う相手と必ず出会えるという保証もない。現在の交際相手と結婚していたら得られたであろう家族や経験等の機会損失も計り知れないものとなり得る。

②価値が上がることで釣り合いが取れる

 将来、あなた、もしくは、相手の価値が上がることで釣り合いが取れる想定があるのであれば、結婚は有りだ。

 価値が上がる究極の概念は「生」だ。逞しく生き抜く気持ちさえあれば、たとえ現時点で、容姿が悪かろうが、学歴が悪かろうが、お金が無かろうが、その価値はいずれ向上する。遍く人間は、やがて必ず訪れる死に抗って、目的のために力を尽くし、今を生きている。つまり、「努力」は、その他全ての価値を包含し得る究極の価値であり、努力の蓄積に応じて、あなた(相手)の価値は逓増することになる。

 加えて、努力価値は、結婚生活との相性も良い。夫婦が一蓮托生の関係になれば、あなたはより一層自分の為にも相手の為にも努力するようになるし、同様に、相手もより一層自分の為にもあなたの為にも努力するようになる。

「釣り合わない相手」も「釣り合う相手」に

 相手の価値は、あなたの価値観に照らして、あなた自身で判断するのが鉄則だ。たとえ相手のことを第三者が高く評価していたとしても、あなたが高く評価できないのであれば、結婚はすべきではない。逆に、たとえ相手のことを第三者が低く評価していたとしても、あなたが高く評価するのであれば、堂々と結婚すべきだろう。ここでは、あなたが下す評価の真偽はあまり関係ない。要は、あなた自身が、納得感を以って前に進めることができれば、それが一番幸せな結婚であり、それで良いのだ。

 あなたが見勝りしていようと、見劣りしていようと、時間価値や努力価値を正しく考慮に入れれば、「釣り合わない相手」も「釣り合う相手」になり得るのではないだろうか。筆者は、あなたの婚活の成功を心より応援している。

以上

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