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婚活は素直な心で「プライドが高い男性・女性は結婚できない」

お顔合わせの4パターン

 婚活は素直な心で臨まなければいけない。プライドが高い独身男性・独身女性は、ここぞという時にチャンスを逃し、結婚できない運命にあるのではないだろうか。

 婚活で最初のステップは「お顔合わせ(お見合い)」。初対面の独身男女が自己紹介し、仕事のこと、趣味のこと、日常生活のこと、将来のことなどについて意見交換し、今後交際するかどうかを判断する。交際したければ〇、今回はごめんなさいということであれば×だ。〇であれ×であれ、お顔合わせに臨んだ独身男女は、お顔合わせをした日の翌日までに、仲介人たる世話人に自身の気持ちを伝える。

 結果は次の4パターンのいずれかになる。①自分〇相手〇、②自分×相手〇、③自分〇相手×、④自分×相手×、の4パターンだ。

 ①はめでたいから言うこと無し。④は残念だが致し方ない。ここで問題となるのは②と③だ。

自分×相手〇の悲劇

 ②は、自分が×を出し、かつ、相手が〇を出した場合だ。世話人は、×を出した婚活者にヒアリングする。なぜ×なのかと。すると、こういう答えが返ってくるケースが少なくない。「きっと相手は×を出すと思うので」。そう、×を出す婚活者の一定割合は、相手の心理を深読みして×を出しているのだ。相手が×を出すと思ったから、自分も×を出す。もし、相手が〇だとわかっていたら、自分も〇を出した。でも、きっと相手は×だ。だから、自分も×を出す。

 しかし、実際、相手は〇を出している。完全なミスジャッジだ。悔やんでも悔やみきれない。では、一体どうしてこのようなことになるのか。答えは言うまでもない。自分のプライドが高すぎるのだ。自分が〇を出しているにもかかわらず、もし相手から×を出されるようなことがあれば、自分が傷つく。そんなのは嫌だ。絶対に許せない。従って、猜疑心に満ちた眼差しで相手を捉え、疑心暗鬼を決め込み、徹底的に自己防衛に走る。相手が×を出す可能性を敏感に察知し、相手が×を出す確率が1%でもあろうものなら、自分も×で対抗する。これで五分と五分。傷つかずに済んだと肩をなでおろす。これが×を出す婚活者の一定割合が陥っている、なんとも滑稽で、なんとも不幸な心理状態だ。

 このような展開は誰も得をしない。何としても回避したい。では、どうすれば良いか。答えは極めてシンプル。お顔合わせには、素直な心で臨むこと。不必要でくだらないプライドは一切持ち込まないこと。そして、疑心暗鬼は封印すること。相手が〇であろうと×であろうと関係ない。小賢しいことは考えず、先ずは自分自身の乾坤一擲の選択だ。そして、万一相手が×だったとしても、相手に見る目が無かっただけのことと結論付けて、さっさと忘れて次に進む。それだけのことだ。

自分〇相手×の悲劇

 実は、②にも増して問題なのは③だ。③は、②の逆のパターン。自分が〇を出し、かつ、相手が×を出した場合だ。世話人は、〇を出した婚活者にヒアリングする。なぜ〇なのかと。すると、こういう答えが返ってくるケースが少なくない。「相手はとても素敵な人なので」。そう、〇を出す婚活者の一定割合は、相手からどう思われているかなどは一切考えずに〇を出しているのだ。

 結局、交際は成立しない。では、一体どうしてこのようなことになるのか。このケースは、「自分に魅力がなかった」ということで片付けられるほど単純な話ではない。答えは②と同じ。やはり、自分のプライドが高すぎるのだ。自分のプライドが高すぎるが故に、自分の率直な感情が相手に伝わらず、相手を不必要に疑心暗鬼にさせてしまっている可能性が高いのだ。③は、相手に誤解を与えているという点において、極めて罪深いケースだと言わざるを得ない。

 ②同様、③も何としても回避したい。では、どうすれば良いか。こちらの答えも極めてシンプル。お顔合わせには、素直な心で臨むこと。不必要でくだらないプライドは一切持ち込まないこと。そして、相手に疑心暗鬼が生じたであろう際は、「自分は重視していない」、「自分は気にしない」、「自分は全然問題ない」、「自分はどちらでも良いと思っている」、と、即座に、完全に、徹底的に解消すること。

 たとえば、男性は、女性から「どのような女性がタイプですか」と聞かれる。男性「料理のできる女性がタイプです」。女性「私、あまり料理が得意ではないのです」。女性に疑心暗鬼が生じた。ここで男性は、「料理のできる女性がタイプと言いましたけれど、相手選びの際に重視しているわけでは全くないですよ。ごはんなんて、二人でどこかに美味しいものでも食べに行けばいい。何なら私が代わりに作っちゃいますから。料理の件は、お出来になってもお出来にならなくても、どちらでも全く大丈夫です。」と返し、女性の疑心暗鬼を即座に、完全に、徹底的に解消する。

 女性は、男性から「どのような男性がタイプですか」と聞かれる。女性「経済力のある男性がタイプです」。男性「私、年収〇〇〇万円しかないのです」。男性に疑心暗鬼が生じた。ここで女性は、「経済力のある男性がタイプって言いましたけれど、変化の激しい時代に長期で安定してお金を稼ぐのって簡単ではないですよね。共働きが当たり前の時代ですし。それはよく理解しているので、相手選びの際に重視しているわけでは全くないですよ。私も働いていますし。決してお金が全てではありません。」と返し、男性の疑心暗鬼を即座に、完全に、徹底的に解消する。

 ここでは、自分の価値観を偽りましょうと言っているのではない。どうしても譲れない論点であれば仕方ない。問題は、些末な論点で相手を疑心暗鬼にさせて、折角のチャンスを逃すことだ。お顔合わせの際は、会話の細部にも注意を払いつつ、決して相手を疑心暗鬼にさせないという丁寧な対応が必要だ。

プライドを封印することでチャンスが生まれる

 率直に言って、プライドが高い独身男性・独身女性は、コミュニケーションが下手だ。自分は必要以上に疑心暗鬼になるし、相手を必要以上に疑心暗鬼にさせる。

 そのようなコミュニケーション下手は、そもそも、お顔合わせは「加点方式」が大前提であると心得なければいけない。相手は、自分が思っている以上に、自分の良いところにフォーカスしてくれているし、自分の良いところを見つけて何としても前進していこうとしてくれている。そして、勿論、自分も100%加点方式で相手を捉え、相手の良いところに全身全霊を傾けていく。

 また、初対面の赤の他人で、世代も、出身地も、職業も異なる、異性が、たとえば10の事柄について会話して、ことごとく価値観が一致するなどという奇跡など有るはずもないという点にも、思いを馳せなければいけない。噛み合わない事柄の1つや2つくらいは当然にあり、3つ4つ噛み合わなくても何の不思議もなく、半分も噛み合えば御の字だ。このように楽観的に考えることができれば、相手の前で殊更格好付ける必要も無いし、相手の細部についていちいち拒絶する必要も無い。

 肩の力を抜いて、素直なコミュニケーションを心掛けよう。きっとチャンスが生まれるはずだ。筆者は、プライドを封印し、婚活に誠実に取り組むみなさんを心から応援している。

以上

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