BLOG

婚活避暑地。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 婚活
  4. 自称勝ち組・成功者が婚活するも中々結婚できない本当の理由

自称勝ち組・成功者が婚活するも中々結婚できない本当の理由

婚活ゲームは極めて高度なゲーム

 婚活に苦労する「自称勝ち組・成功者」の独身男女は多い。大学受験で有名大学に進学し、就職活動で大手企業に就職した。仕事は順調。遊びもそれなりに経験した。自分は学生時代の友人と比べても成功している。そして、そんな自分だからこそ、当然に、幸せな結婚生活を掴む資格があり、妥協などしなくても絶対に素敵な人と結婚できると信じている。しかし、どうしたことだろう。結婚できない。不思議なことに結婚できない。いつまで経っても、待てど暮らせど、結婚できない。

 実は、このような中途半端な立ち位置にあるあなたの婚活が、一番厄介だ。実際は大した実績もないのに、いつの頃からか、自分には実力があると勘違いしてしまっている。そして、婚活で、自分の理想と現実とのギャップを目の当たりにしても、自分を正当化するだけで、謙虚になって変わろうとしない。真の上位層は実力通り結婚する。下位層は謙虚になって結婚する。しかし、中途半端な立ち位置にあるあなたは、実力も無く、さりとて謙虚さも無いから、いつまで経っても結婚できない。結果が、全てを物語っている。

 婚活は、あなたが想像する以上に、受験や就活などとは比較にならないくらい難易度の高いゲームだ。確かに、あなたは過去の受験や就活で成功を修めたかもしれない。それなりに努力もしたのだろう。しかし、残念ながら、婚活ゲームの前においては、あなたの過去のちっぽけな成功体験など何の役にも立たない。

 では、自称勝ち組・成功者のあなたが結婚で勝利するためにはどうすればいいか。結論を述べよう。あなたは、婚活ゲームの前では自分は成功者などではなくむしろ劣等生であるということを自覚する。そして、婚活ゲームが難解なゲームたらしめている3つの要因を理解し、その難解な仕組みに対応する形であなたの思考を謙虚に修正し、行動する。これが、あなたが婚活に勝利するための絶対条件だろう。

選択肢を自力で用意しなければいけない

 あなたは、もし、「婚活男女が理想の結婚相手と出会う方法」という情報があれば、是非とも、今すぐにでも、知りたいと思うのではないだろうか。おそらく、あなたに限らず、多くの婚活中の独身男女がこの情報に飛びつくことだろう。では、あなたは、なぜ、多くの婚活中の独身男女がこの情報に飛びつきたくなるのかお判りだろうか。答えは勿論、現実には、なかなか理想の結婚相手に出会うことができないからだ。実は、受験や就活と比較して、婚活ゲームの難易度を決定的に高めている最大の要因がここにある。そう、受験や就活と異なり、婚活ゲームは、結婚相手という選択肢を探すところからゲームがスタートしているのだ。つまり、婚活ゲームは、予め選択肢がご丁寧に用意されているようなイージーゲームとは全くの別モノの、選択肢を自力で用意しなければいけないという極めて厄介なステップが一つ追加された、高度なゲームなのだ。

 あなたは、「受験男女が理想の大学と出会う方法」、「就活男女が理想の会社と出会う方法」、といった情報が需要されないであろうことは、感覚的に判るだろう。なぜなら、受験も就活も、既に選択肢が公知の事実として、わかり易い形で用意されているからだ。大学なら、ハーバード大に、東大に、日大。会社なら、グーグルに、トヨタに、吉野家。選択肢とその序列は、多少の認識の違いこそあれど、概ね世間の常識として定着している。そして、あなたは、これらの選択肢に楽々とアクセスできる。あなたは、自身の実力に応じて、選択肢の中から進学したい大学や就職したい会社を淡々と選んだに過ぎない。

 ところが、婚活ゲームはそうはいかない。あなたの目の前に婚活中の異性がずらりと序列順に並び、あなたから選択されるのを待っているなどという有り難い状況など、どこにもない。目の前に完全な選択肢が用意されている可能性は限りなくゼロであり、用意されている選択肢は不完全であり、もしかしたら、選択肢が一切用意されていないかもしれない。そして、誰もご丁寧に選択肢など提示してはくれない。あなたは、原則、自力で選択肢を用意しなければいけないのだ。もちろん、ごく一部のモテ男君、モテ子ちゃんといった上位層には、他の独身男女が群がるため、事実上、選択肢が半ば自動的に用意された格好になっているかもしれない。しかし、これは例外中の例外だ。そして、あなたは上位層ではない。やはり、あなたを含む普通の独身男女は、自力で選択肢を用意する必要がある。

 従って、当然であるが、敷かれたレールの上を歩んできただけの人、他人と横並びの人生を歩んできただけの人にとって、婚活ゲームは相当に辛いゲームとなる。選択肢が事前に与えられない以上、自ら選択肢を探す積極性が求められる。端的に言って、営業力が求められる。しかし、あなたは、受験でも就活でも、自らが選択肢を探し求めた経験など無く、どう頑張っていいのかもわからない。受験も就活も、レールの上にある選択肢を序列に従って選択しただけのイージーゲームだった。選択肢を探し求めるという資質は一切鍛えられていない。学校では、婚活ゲームの選択肢の探し方も教えてはくれなかった。そんな婚活劣等生であるあなたは、現状、理想の結婚相手が目の前に現れてくれることを、ただただ神に祈り続けることしかできない。あなたは、いかにも透かして構えているが、それは、ただ単に、選択肢の探し方を知らないだけなのだ。行動しないのではなくて、行動できないだけなのだ。仮に、あなたが微力を尽くしたとしても、困難を目の当たりにし、早々に挫折するだろう。あなたは、受験や就活で成功を修めたかもしれないが、それは極めて単純化されたイージーゲームでの成功であり、その成功体験は、応用編の婚活ゲームには一ミリも役にも立たない。結局、婚活ゲームは、自ら選択肢を用意することができる人しか勝利することができない。選択肢を探し求める積極性を身に付けている人しか勝利することができない。この能力が乏しい人は、その他がどんなに優秀であろうと、婚活ゲームの最初の一歩からつまずき、ゲームの土俵にすら上れない。

選択肢には賞味期限がある

 婚活ゲームを高度なゲームたらしめている要因はこれだけに留まらない。婚活ゲームの選択肢には、残念ながら、賞味期限があるのだ。自力で探そうが、偶然見つけようが、あなたが持っている選択肢は、時の経過とともにいずれ綺麗さっぱり消滅する。

 受験や就活における選択肢には、原則として賞味期限はない。東大に入学したければ一生懸命勉強して何度でも願書を提出できるし、トヨタに入社したければ自分の市場価値を高めて何度でも履歴書を送ることができる。少なく見積もっても2~3年から十数年程度のスパンでチャンスが与えられていると考えていいだろう。

 しかし、婚活ゲームにおける選択肢は、ごくごく短期間にのみ適用される選択肢であり、一度失われた選択肢や過去の選択肢を復活させることはできない。たとえば、あなたが30歳で婚活をスタートしたとすれば、あなたが幼稚園や小中学校時代にどんなに理想の異性と出会っていたとしても、その人が選択肢の一つとなる可能性は極めて低いだろう。過去に多くの時間を共有した異性や、過去に交際していた異性も然り。つまり、あなたが結婚を志向する以前に出会った異性は、たとえその人が理想の異性であったとしても、大方、選択肢とはなり得ないのだ。そして、あなたが婚活中であったとしても、その賞味期限は否応なく訪れる。特に、あなたにとって好ましい、序列の高い選択肢の賞味期限は、限りなく短い。1か月、1週間単位で選択肢は消滅していく。あなたが折角探し出した選択肢も、あなたが躊躇している間に、その選択肢に交際相手ができ、結婚してしまえば、選択肢ではなくなってしまう。あなたが対峙する選択肢は、目まぐるしく目の前を通過する回転寿司のようなものだ。手が届く皿と、目の前を過ぎてしまった皿と、これから流れてくるであろう皿が存在するが、それらを同時に比較検討することはできない。目の前を過ぎてしまった皿と、これから流れてくるであろう更に気を取られていると、手が届く皿も取り逃す。特に、目の前を過ぎてしまった皿への執着は、あなたの現状認識を歪め、迷いすら生む。

 従って、婚活ゲームは、決断力の乏しい人、優柔不断な人にとっては相当に辛いゲームとなる。選択肢を用意するのも大変だが、その苦労して手に入れた選択肢がいとも簡単に消滅する。おまけに、過去現在未来の比較検討も許されない。そのため、一瞬一瞬の決断が全てであり、一瞬の好機を逃さない俊敏な行動と、過去や未来の選択肢に固執しない潔さが求められる。ぐにゃぐにゃして、いつまでも未練がましい人は、完全にアウトだ。もちろん、未来の架空の選択肢をでっち上げ、架空の選択肢には賞味期限が無いことをいいことに夢想状態に突入している人などは、全く以ってお話にならない。

選択肢には強い双方向性がある

 そして、婚活ゲームを高度なゲームたらしめている極めつけの要因は、婚活ゲームの選択肢には強い双方向性があることだ。あなたは選択肢を徹底的に評価するが、その選択肢からすればあなたこそが選択肢であり、あなた同様に、その選択肢もあなたを徹底的に評価する。この強い双方向性があるせいで、婚活ゲームは、そのコンプリートがほとんど不可能と思われるほどに高度なものになっている。

 もちろん、受験や就活にも選択肢の双方向性は認められる。あなたが、ある選択肢を望もうと、その選択肢があなたを受け入れる保証は無い。しかし、それでも、婚活ゲームに比べたら、受験や就活の双方向性など恐れることはない。巷には、「偏差値40から東大に合格する」方法もあるし、「EVの特殊技術を身につけてトヨタに入社する」方法もある。世間では、ご丁寧にも努力の仕方、即ち、マニュアルが用意されているし、あなたがしっかりとした戦略を立て、努力することで、選択肢の双方向性など無視し得る状況にすることが可能だ。

 しかし、婚活ゲームの選択肢には強い双方向性があり、こちらが真っ当な戦略を取りさえすれば選択肢の双方向性など無視し得る状態になるのかというと、それほど甘くない。いや、甘くないというより、戦略を立て、努力したところで、叶わないものは絶対に叶わない。そもそも、個々の選択肢には強い個別性があり、一体全体何を努力すれば良いかすら判らないほどに複雑怪奇でもある。数学と英語を勉強してもダメ。EV技術を身に付けてもダメ。こんな単純な話ではないのだ。もちろん、「狙った相手と交際し結婚する方法」などというマニュアルはどこにも存在しない。たしかに、多少なりとも勝率を上げるポジティブなステータスは存在する。「優しい」でも、「明るい」でも、「お金を持っている」でもいいだろう。しかし、それでも、偏差値が80あれば間違いなく東大に入学できるという状況と比較すると、婚活ゲームの双方向性に係る不確実性は、群を抜いている。たとえ優しくても、明るくても、お金を持っていようとも、意中の人と結婚できない可能性はかなり高い。優しくても、明るくても、お金を持っていても、誰からも好意を持たれない可能性すらある。はっきり言って、婚活ゲームの双方向性は、運の要素がかなり強い。

 従って、婚活ゲームは、一部のモテ男君、モテ子ちゃんを除く全ての普通の人にとっては相当に辛いゲームとなる。双方向性に耐え得る実力をつけるべく努力できない人は論外だ。しかし、仮に努力をしたとしても、その努力が的を射ている可能性は低いし、その努力が報われる可能性も低い。つまり、「思い通りにならない結婚など絶対に嫌だ」と考えているような柔軟性の乏しい人は、残念ながら、運の要素が支配する婚活ゲームに勝つことはできない。

婚活ゲームの必勝法

 婚活ゲームは、「選択肢を自力で用意しなければいけない」、「選択肢には賞味期限がある」、「選択肢には強い双方向性がある」、という三重苦があることで、受験や就活とは比較にならないくらい高度なゲームに仕上がっている。そして、あなたを含む普通の人には、選択肢を探す能力も、探した選択肢について機敏に決断する能力も、選択肢の双方向性に応える能力も備わっていない。婚活ゲームは、受験や就活でちょっと成果を出したくらいの能力では到底対応できないし、のほほんと対峙しているだけでコンプリートできるような代物でもない。

 では、婚活劣等生のあなたが、このような過酷な婚活ゲームで勝利するためにはどうすればいいのか。筆者は、婚活ゲームの難解な仕組みに対応する以下の三つの対策を履行することで、婚活劣等生のあなたに勝機が訪れると考えている。

 先ず、「選択肢を自力で用意しなければいけない」という点に対する対策だが、あなたは、潔く、自力で選択肢を探すことを諦めたい。あなたは、漠然と、選択肢を探す必要性に気づいていたかもしれない。だからこそ、コンパを企画し、婚活パーティーに参加しなければならないとの強迫観念に駆られていた。しかし、あなたは、今回、婚活ゲームが高度なゲームであることを理解した。受験や就活と比較して、婚活ゲームが踏むべきステップが一つ多いことを認識した。そこで、あなたは、このワンステップを潔く放棄するのだ。これで、婚活ゲームを、受験や就活と同レベルの難易度に近づけることができる。自力で選択肢を探すことを諦めるということの意味は、選択肢は、現在あなたが持っているもののみに絞るということだ。これ以上、選択肢を求めないし追加しない。万一、あなたの現状の選択肢がゼロである場合は、結婚相談所を活用し、期限を半年と決めて、受動的に選択肢を補充することのみ許容する。間違っても、選択肢を補充するのに半年以上の時間をかけてはいけない。そして、選択肢は、あくまで受動的に補充する。残念ながら、あなたには、自ら積極的に選択肢を探せるほどの能力が備わっていない。従って、結婚相談所からの推薦を待つ。自力で選択肢を探すことを放棄する以上、理想の結婚相手と結婚したいという願望とも決別する。あなたは、選択肢は人それぞれと割り切らなければいけない。選択肢が多い人もいれば、少ない人もいる。選択肢が理想通りの人もいれば、理想とは程遠い人もいる。他人には他人の選択肢があり、あなたにはあなたの選択肢がある。あなたは、自身の選択肢が少なかろうが、理想と異なろうが、全てを運命として受け入れる。

 次に、「選択肢には賞味期限がある」という点に対する対策だが、あなたは、現在有効な選択肢が固まったら、この選択肢の中のいずれか一つを三か月以内に選択すると決断する。つまり、三か月以内に、選択肢の中から結婚相手を決める。選択肢には賞味期限があるのだから、結婚目標時期を長く取れば取るほど、今ある選択肢を失う危険性が高まり、あなたはいつまで経っても結婚できない。また、結婚目標時期を長く取れば取るほど、未来の選択肢が気になることで現在の選択肢に集中できなくなり、あなたはいつまで経っても結婚できない。残念ながら、優柔不断で移り気なあなたには、決断力も機敏性も備わっていない。そのようなあなたが婚活ゲームを乗り切るためには、究極的には、強引にでも期限を区切る他ない。

 最後に、「選択肢には強い双方向性がある」という点に対する対策だが、あなたは、あなたが選択肢を選ぶのではなく、あなたのことを選んでくれる(選んでくれそうな)選択肢の中からあなたが選ぶというスタンスで婚活ゲームを進めることを決断する。残念ながら、あなたには、選択肢の嗜好を理解しそれに応えるなどという能力は備わっていない。仮にできたとしても、費用対効果が悪すぎる。選択肢の双方向性が強い婚活ゲームは、運の要素が強すぎて、まともに対峙していたら時間がいくらあっても足りない。あたなは、あなたのことを選んでくれる(選んでくれそうな)選択肢こそが「真の選択肢」であると認識する。そして、真の選択肢の中からベストな選択をすることに全神経を集中させる。

自ら進化し難局を乗り切る

 既に今ある選択肢の中から、あなたのことを選んでくれるであろう選択肢にのみ着目し、その選択肢のうちの一つとの三か月以内の結婚を決断する。あなたは、婚活ゲームにおけるこのようなスタンスのことを何というかご存じだろうか。巷では、これを「縁」という。縁には、良いも悪いも無い。縁は、他人と自分を比較するものでもない。他人には他人の縁があり、あなたにはあなたの縁があるだけの話だ。

 婚活ゲームは高度なゲームだ。ただし、受験や就活を乗り切ってきたほどのあなたであれば、自ら進化することで、この難局を乗り切り、きっと結果を出すことができるだろう。筆者は、あなたの婚活を心から応援している。

以上

プロフェッショナル専門オンライン結婚相談所・縁仲

関連記事

婚活避暑地おすすめblog

お気軽にご連絡ください。

※縁仲担当者よりご連絡を差し上げます。
サービスに関するお申込み・お問い合わせの他、婚活全般に関するご希望、ご要望等、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。