早い結婚はメリットだらけ「婚活の勝ち組が掴む5つの特典」
お金では買えない究極のメリット
結婚は、早いほうが明らかに得だ。早く結婚することのデメリットなど一切見当たらない。以下、早々に婚活に勝利を収めた「勝ち組」のみが手にすることのできる5つのメリットを、確認していきたい。
最大のメリットは、①「自己実現のための活動にいち早く集中できる」ことだろう。人生は一度きり。どうせなら、自己実現のために、脇道それず、限られた時間を最大限有効活用し、鋭角な人生を歩みたい。ところが、結婚していなければどうだろう。人生の軸が定まらず、自分が取り組むべき自己実現のための活動に集中しきれない。婚活や恋愛は、膨大な時間が奪われる。コンパに行けば19時以降が潰れる。デートで土日も潰れる。出会いと別れを繰り返すことで疲弊し、恋の行方にヤキモキする時間もマイナスだ。本当にやりたいことがある人にとって、婚活や恋愛は、はっきり言って、自己実現を妨げる障害でしかない。しかし、早々に結婚してしまえば、婚活や恋愛につぎ込んでいた時間が一気に節約できる。思う存分、仕事等の自己実現のための活動に集中できる。作戦を立案し、見聞を広め、スキルアップすることも思いのまま。コンパで遊び呆けている友人をしり目に、最高の人生を構築するための様々な活動にいち早く挑戦することが可能だ。
②「生活コストが削減できる」点も見逃せない。二人が別々に暮らすことで掛かっていた生活コストを一つにまとめることで、家賃、食費、水道光熱費、通信費等、ありとあらゆる重複コストが劇的に削減できる。加えて、婚活や恋愛に掛けていた飲食代、娯楽費等のコストも一気に削減できる。毎月数万円程度のコスト削減は十分に期待でき、家計を上手に管理すれば、年間百万円、数年間で数百万円規模のコスト削減が可能だ。更に、子供を希望する夫婦にとっては、妊活コストが安く済む点も大きい。男性も女性も、若いほうが当然に妊活力がある。早々に結婚して妊活に取り組めば、自然妊娠、それも、早期の妊娠が期待でき、妊活コストはゼロだ。晩婚になってしまったがために、人工授精や体外受精に頼る羽目になり、数十万円から数百万円の費用負担に苦しんでいる夫婦が存在することを考えると、精神面も含め、相当なアドバンテージとなる。早々に結婚し、夫婦二人で戦略的に貯蓄に励む。将来の備えという観点において、断然有利に働くことは言うまでもない。
③「子育てが格段に楽」になる。子育てには相応の体力が必要だ。子供が夜泣きをすれば、徹夜になる。公共の場で走り回れば、追いかける。公園でくたくたになるまで遊ぶ。泣いたり、笑ったり、こぼしたり、散らかしたりで、どんちゃん騒ぎがしばらく続く。子供が二人いれば、軽く10年くらいは格闘が続く。これは、中年男女にとっては肉体的にも精神的にもかなり堪えるタスクだ。しかし、若ければ気力体力が充実しているので、相対的に楽に乗り越えられる。もしかしたら、楽しむ余裕すら生まれるかもしれない。子育ては、心身ともにフレッシュなうちに行うに限る。
④「人生設計に先手が打てる」点も大いに魅力だ。若いころは軽視しがちだが、人生には検討しなければならない中長期プランがいくつかある。子供の数、住宅取得、子育て教育、親の介護、老後資金確保等がそれだ。早く結婚すれば、その分だけ余裕をもって、これら中長期プランに先手を打ち、手堅く対応することが可能となる。子供の数は、計画的に、二人目、三人目、場合によってはそれ以上を授かることだって可能だ。住宅取得や、子育て教育などにかかる費用は、家計に長期に渡ってのしかかるキャッシュフロー上最大の課題だ。サラリーマンであれば、収入の不安定化が見込まれる40代~60代を警戒しつつ、前倒しの対策が打てる。親の介護は、子育てのタイミングと重なると負担が大きいが、重なる可能性を極小化できる。老後資金確保は、夫婦の収入が見込める期間に、しっかり話し合い、計画を立てて、着実に準備できる。残念ながら、晩婚だと、これらのイベントに次から次へと追いたてられて、息つく暇がない。複数のイベントが重なることも想定され、キャッシュフローも危うく、相当に辛い。
⑤「家族の時間がより長く持てる」ことは幸せの極みだ。人はいつか死ぬ。順当に考えれば、おじいちゃん、おばあちゃんが先に死ぬ。そして、お父さん、お母さんが続く。早々に結婚して、子宝に恵まれれば、その子供は、おじいちゃん、おばあちゃんと、より長い時間を一緒に過ごすことができる。一緒にお風呂に入ったり、旅行したり、孫の結婚式に祖父母が出席したり、様々な思い出を作ることができるのだ。そして、その子供は、お父さん、お母さんと、より長い時間を一緒に過ごすことができる。一緒にスポーツに打ち込んだり、お酒を飲んだり、場合によっては、洋服の貸し借りすらできるかもしれない。もちろん、夫婦も、より長い時間を一緒に過ごすことができる。もはや金婚式(結婚50年)は通過点でしかない。家族の時間や家族との思い出はプライスレスだ。お金を幾ら積んでも、決して買うことができない。10年、5年、いや3年でも長く、家族みんなが一緒に過ごすことができたほうが、子供、夫婦、おじいちゃんおばあちゃん、家族みんなにとって幸せであることは論を待たない。
「独身貴族」に関する誤解
さて、ここまで、早々に結婚することで得られる5つのメリットを確認してきた。独身男女のみなさんの婚活マインドに火をつけたメリットが一つでもあっただろうか。多くの独身男女のみなさんは、頭ではわかっているはずだ。しかし、それでもきっと、「いずれは結婚するつもりだが、もう少しだけ自由(独身貴族)でいたい」といった心境だろう。そこで、早々に結婚することで得られる5つのメリットを確認したついでに、「独身貴族」に関する筆者の考えを述べておきたい。
一般に、独身貴族とは、「誰にも束縛されることなく時間やお金を自由に使える」独身男女と解される。しっかり働いてお金を稼いでいる一部の独身男女みなさんの強い願望でもある。そして、独身男女のみなさんは、このような自由な状態は、「独身時」にしか得られない、独身男女の専売特許だと勝手に思い込んでいる。まるで結婚したら何かしらの足枷でもはめられるかのように思い込んでいる。先ず、この点について筆者は明確に申し上げたい。「たとえあなたが早々に結婚したとしても、あなたの時間とお金が奪われることはない」と。何故か。それは、恋愛時と結婚時で、カップルの関係は何一つ変わらないからだ。仕事をして、遊んで、ご飯を食べて、寝る。ただそれだけの日常がこれまで通り継続するだけのことであり、何の目新しいことも無ければ、退化も進歩も生じない。なお、もし、あなたが、今、恋愛をしていない(彼氏がいない、彼女がいない)独身男女であるのなら、残念ながら、あなたはそもそも独身貴族などではない。ただ単に、時間とお金を使う相手がいない「モテない人」というだけのことだ。先ず恋愛をして、その大好きな相手との関係においてもなお、結婚することなく、時間とお金を自由に使いたいと考えるなら、そこではじめて独身貴族と言える。その意味においては、中途半端な恋愛をしている独身男女も独身貴族とは言えない。中途半端な恋愛であれば、その相手に時間やお金を使いたくないのは当たり前だからだ。要は、この場合、時間とお金の自由度の問題なのではなく、運命の相手にめぐり合っていないことが問題となる。
恋愛時と結婚時でカップルの関係は何一つ変わらないという点に、一つ補足する。もちろん、結婚して、そのカップルに子供が生まれた場合、カップルの関係は何一つ変わらないが、子供との関係において、大きく変わる。つまり、子育てには、時間もお金もかかるため、あなたの時間やお金に対する自由度は「一旦は」低下する。しかし、それでも、「たとえあなたが早々に結婚したとしても、あなたの時間とお金が奪われることはない」という筆者の考えは揺るがない。何故なら、独身貴族の時間(お金)と、第二の人生(子供が巣立った後の人生)の時間(お金)は、トレードオフの関係にあるからだ。独身貴族の時間が長いと、第二の人生の時間は短くなる。逆に、独身貴族の時間が短いと、第二の人生の時間は長くなる。数字を交えて具体的に説明する。たとえば、22歳で社会に出て、25歳で結婚(早々結婚)して、50歳(子供が大学を卒業して社会人になるタイミング)から第二の人生を歩み、80歳までが健康年齢、90歳で亡くなったとすると、独身貴族3年(=25-22)、第二の人生30年(=80-50)、自由な人生の合計は33年間(=3+30)だ。そして、たとえば、22歳で社会に出て、40歳で結婚(晩婚)して、65歳(子供が大学を卒業して社会人になるタイミング)から第二の人生を歩み、80歳までが健康年齢、90歳で亡くなったとすると、独身貴族18年(=40-22)、第二の人生15年(=80-65)、自由な人生の合計は33年間(=18+15)だ。どちらの場合も、自由な人生の合計は33年間で同じ。たとえ、早々に結婚したとしても、これは、独身貴族と第二の人生との間の時間の交換の問題でしかく、その分、「第二の人生で長い自由な時間を謳歌できる」ことになるのだ。
ここからは価値観の問題になるが、筆者は、早々に結婚して、第二の人生のスタートを早く切るほうが、人生トータルとしては面白いのではないかと想像する。第二の人生は、これまでの豊富な人生経験と、伴侶の存在をベースに、様々なプランを構築できる可能性が高いからだ。夫婦の楽しい時間を過ごしたい。友人と遊びたい。趣味に没頭したい。旅行もしたい。起業もしたい。畑もしたい。お洒落もしたい。習い事もしたい。調べものもしたい。美味しいものも食べたい。お酒も飲みたい。幸せと美味しいものは後にとっておくタイプの人間にとっては、実にたまらない極上の展開が待っている。
冷静に算盤を弾く
早々に結婚するだけで、多くのメリットが享受できる。独身男女のみなさんが独身貴族を崇拝し、独身貴族に後ろ髪を引かれる気持ちもわかる。しかし、早々に結婚することで得られるメリットは、独身貴族であることの一時的なメリットを凌駕してお釣りがくるほどの圧倒的な内容だ。いや、早々に結婚することは、お釣りなどという金銭的価値では測り得ない究極のメリットすら多分に含まれている。
冷静に算盤を弾ける人は、短絡的な発想を止め、独身貴族の幻想から覚醒し、既に動き出している。結婚に躊躇は要らない。先手必勝だ。将来を見据えて、まさに今から、婚活を開始したい。
以上
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