30歳ハイクラス婚活男性は「あざとい女性の魅力」に気付け！

策略にはまってみるのも一興

　30歳前後の婚活中の独身男性のみなさんの中で、「あざとい女性」から好意を寄せられている人はいないだろうか。あざとい女性から好意を寄せられているあなたは、恐らく、学歴もキャリアもピカピカな、相当ハイレベルな男性に違いない。そして、そんなあなたが、鋭い洞察力をしてあざとい女性のその「あざとさ」を見抜いているのなら、あなたは敢えてその策略にはまってみるのも一興かもしれない。あざとい女性は、翻れば、あなたの結婚相手として申し分のない女性であるばかりか、あなたの妻として、そして、生まれ来る子供の母として、凄まじい底力を発揮する可能性があるからだ。

女性評論家の敗北宣言

　一般に、あざとい女性は、同性から大いに忌み嫌われる。男性があざとい女性からたぶらかされている姿を見るにつけ、「男ってバカよね、なんであんな（あざとい）女に騙されるのかしら」と批評する女性評論家が後を絶たない。彼女達は、あざとい女性を、計算高く、ずる賢く、したたかな女性と看做しているようだ。

　しかし、ハイクラス男性のあなたは、勿論、そんな彼女達の批評を鵜呑みにする必要は無いし、全く気にする必要も無い。何故なら、彼女達の批評は、あざとい女性と同じように振舞えないことを悔しがり、嫉妬する者の「負け犬の遠吠え」である可能性があるからだ。本質的に、あざとい女性と彼女達は、動物界において競争関係にある。そして、たとえば、あざとい女性が男性に対して「若さ」という性的魅力をアピールすれば、これは同時に、彼女達に対して「私が狙っている男性に近づいても無駄よ、私の方が魅力的で元気な赤ちゃんを産めるのだから」と威嚇することでもある。この売られた喧嘩に対して、彼女達はぐうの音も出ない。つまり、彼女達の負け犬の遠吠えは、あざとい女性がそれだけ「イイオンナ」だということの証左ですらあると考えられるのだ。

あざとい女性の本質的な魅力

　あなたは、周囲の批評に流されることなく、自身の経験と鑑識眼を頼りに、あざとい女性の本質に迫ればそれで良い。あざとい女性のそのあざとさは、裏を返せば、類稀なる才能である可能性が否定できない。

　あざとい女性は、立ち回りが上手だ（女性評論家曰く、計算高い）。処世術を心得ており、周囲を見渡し、微に入り細を穿つ取り組みをする。仮に、あなたがあざとい女性と結婚すれば、あざとい女性は、あなたの妻として、生まれ来る子供の母として、TPOに応じて完璧な振舞いをし、どこに同席し、誰に紹介しても、間違いのない活躍をしてくれるかもしれない。

　あざとい女性は、小利口だ（女性評論家曰く、ずる賢い）。持ち前の知的水準の高さを武器に、何事にも機転を利かせ、要領よく取り組む。仮に、あなたがあざとい女性と結婚すれば、あざとい女性は、あなたの妻として、あなたのキャリアパスや出世を強力に後押ししてくれる他、生まれ来る子供の母として、家事育児も卒なくこなしてくれるかもしれない。

　あざとい女性は、気骨がある（女性評論家曰く、したたか）。目的に向かって実直であり、行動力がある。仮に、あなたがあざとい女性と結婚すれば、あざとい女性は、あなたの妻として、あなたの仕事を含む数々の取り組みを鼓舞し、生まれ来る子供の母として、友人関係から親戚付き合いまで、積極的に関わりリードしてくれるかもしれない。

唯一無二の存在かもしれない

　あざとい女性は、「ぶりっ子」とは違う。あざとい女性は、男性の的を射た性的魅力を、自然な形にカムフラージュした上で、さりげなくアピールする。あざとい女性が繰り出す攻撃は、言わば、遠隔地からのサイバー攻撃のようなものだ。一方、ぶりっ子は、男性の的を外した性的魅力を、周囲の目など憚ることなく、あからさまにアピールする。ぶりっ子が繰り出す攻撃は、言わば、至近距離からバズーカ砲をぶっ放つようなものだ。ぶりっ子の攻撃も、それはそれで清々しいものがあるが、やはり、あざとい女性の攻撃のほうが刺激的で面白い。軍配はあざとい女性に上がる。

　あざとい女性は、「天然女子」とも「小悪魔女子」とも「魔性の女」とも違う。あざとい女性とは、込み入った話や仕事の話や人生の相談もしてみたい。こちらもあざとく対峙すれば、洒落たバーあたりで十分に大人の会話が成立しそうだ。一方、天然女子、小悪魔女子、魔性の女とは、特に話すことが見当たらない。こちらも天然男子を装ってコンビニスイーツの話でもすれば良いのだろうが、暇つぶしになるかどうかも怪しい。天然女子、小悪魔女子、魔性の女との会話も、それはそれで気になるところだが、やはり、あざとい女性との会話のほうが刺激的で面白い。軍配はあざとい女性に上がる。

　あなたに好意を寄せているあざとい女性を、今一度、見つめ直してみよう。あなたは、あざとい女性の魅力を見落としているかもしれない。

　筆者は、30歳前後の独身男性の婚活を心から応援している。

以上

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