20代30代独身女性は自力婚活を卒業して結婚相談所へ急げ
マッチングアプリや結婚相談所を活用するという潮流
婚活中の20代、30代の独身女性のみなさんに聞きたい。あなたは、マッチングアプリや結婚相談所を活用して婚活をすることについて、どのような印象を持っているだろうか。「既に利用している」、あるいは、「今後利用してみたい」と考えているみなさんは、時代の潮流に乗った婚活をしているみなさんということになるだろう。逆に、もし、あなたが「利用するつもりはない」と考えているとしたら、もしかしたら、あなたは一人時代に取り残されてしまうかもしれない。
筆者は昭和生まれのオッサンだ。そして、マッチングアプリや結婚相談所に興味を示さないあなたの気持ちがよくわかる。あなたは、マッチングアプリや結婚相談所を、「恋愛弱者のモテない男女が使うもの」、「婚活に切羽詰まっている感じが格好悪い」などと認識しているのではないだろうか。結婚披露宴などで、「お二人は、新宿の某結婚相談所で偶然マッチングされ、その後機械的な愛を育み・・・」などと馴れ初めが紹介されることも当然困る(もちろん、そのような紹介はされないのだが)。とにかくあなたは、自分はそこそこイケているのだからマッチングアプリや結婚相談所に頼る必要などないと思っている。マッチングアプリや結婚相談所に頼ることは、即ち「負け」であり、そのような自分は絶対に許せない。つまり、あなたがマッチングアプリや結婚相談所を活用しないのは、あなたのプライドの問題ということになる。
しかし、あなたのプライドをよそに、婚活マーケットは大きく変化している。20代、30代を中心に、マッチングアプリや結婚相談所を活用する婚活男女が増加しているのだ。これは、徒手空拳で婚活に臨んでいた昭和世代から見れば信じがたい状況なのだが、令和の出会いの形はネットワークを活用した効率的なものに変貌を遂げている。たとえ、あなたがローカルコミュニティーで孤軍奮闘の婚活を続けていたとしても、他の結婚希望者はローカルコミュニティーから大規模コミュニティーにこぞって移動する。これは、あなたがガラケーを使い続ける中で、他のみんながスマホに切り換えていく状況とそっくりだ。あなたがネットワークを活用した婚活を拒絶するのであれば、残念ながら、あなたの結婚のチャンスが逓減するであろうことは覚悟しなければいけない。
マッチングアプリと結婚相談所の共通点は「大規模コミュニティー」
改めてになるが、マッチングアプリと結婚相談所の共通点は、「結婚」という共通の目的を持った結婚希望者が集う大規模コミュニティーが構築されている点だろう。マッチングアプリや結婚相談所を活用すれば、あなたは、あなたが所属するローカルコミュニティーを飛び越えて、全国、場合によっては全世界の結婚希望者と出会うことができる。あなたにとっては、結婚希望者との出会いのチャンスが拡大するというメリットを享受できるようになるわけだ。おまけに、マッチングアプリや結婚相談所が作り出す大規模コミュニティーに参加する結婚希望者は、当然に全員が結婚を希望しているため、あなたは、出会う相手が「独身者か既婚者か」、「彼氏(彼女)がいるのかいないのか」、などということを原則確認する必要も無い。
もちろん、マッチングアプリや結婚相談所を活用することのデメリットも存在する。マッチングが高度化した結果、結婚希望者の優勝劣敗が鮮明になるという副作用が生じるのだ。たとえば、婚活が個々のローカルコミュニティーのみで完結していた時代を考えてみて欲しい。個々のローカルコミュニティーには、沢山の結婚希望者が存在するわけではない(母集団が小さい)。そのため、あなたは、必ず自身と同レベルの異性と出会って結婚するとも限らず、もしかしたら幸運にも格上の異性と結婚できたかもしれないし、あるいは不幸にも格下の異性と結婚する羽目になったかもしれない。つまり、男女のマッチングは極めてファジーなものであり、結婚希望者の実力と結果が必ずしもリンクする状況ではなかったわけだ。しかし、これが、マッチングアプリや結婚相談所を活用するとどうなるか。マッチングアプリや結婚相談所が作り出す大規模コミュニティーは結婚希望者の母集団がとにかく大きい。そのため、あなたは、自身と同レベルの異性と出会って結婚することになる可能性が極めて高く、必然的に、格上や格下の異性と結婚する可能性が低下する。つまり、あなたは、良くも悪くも、あなたの実力通りにしか結婚できなくなるわけだ。これは、あなたが美男美女であれば同レベルの美男美女と結婚するだろうし、あなたが不細工であれば残念ながら同レベルの不細工と結婚する羽目になるということを意味する。
マッチングアプリと結婚相談所の違いは「アウトソースの適否」
では、マッチングアプリと結婚相談所の違いはどのような点だろうか。これは、婚活中のみなさんも十分に理解していると思うが、最大の違いは、「あなたの婚活をアウトソースできるか否か」という点にあるのではないだろうか。
マッチングアプリは、あなたの婚活の全てのプロセスをあなた自身が行うことを前提として活用するものだ。結婚の相手選びから始まって、お見合い・デート等のセッティング、交際、婚約、結婚の意思確認等の全てのプロセスは、自らが行う。自らが相手にアプローチし、自らが相手とコミュニケーションを図り、自らが相手との段取りを組み、自らが判断し意思決定していくことになる。つまり、マッチングアプリを活用すれば、出会いのチャンスを拡大させることこそできるものの、婚活にまつわる個々のタスクを効率化することはできない。そのため、あなたは、相手の魅力を見極める能力や、自分の魅力を伝える能力、事務作業能力等を強化する必要がある。
一方、結婚相談所は、あなたの婚活の一部もしくは全部のプロセスを世話人(マリッジアドバイザー)にアウトソースすることを前提として活用するものだ。結婚の相手選び、お見合い・デート等のセッティング、交際、婚約、結婚の意思確認等の全てのプロセスは、概ね世話人に任せることができる。つまり、結婚相談所を活用すれば、出会いの可能性を広げることができると共に、婚活にまつわる個々のタスクを効率化することができる。そのため、あなたは、最終の意思決定(お見合いをするかどうか、交際をするかどうか、結婚をするかどうか)のみに神経を集中させることが可能だ。
プライドの高いあなたは、アウトソースなどというと、何か怠け不正行為でもしているかのような錯覚を覚えるかもしれない。しかし、我々の日常生活を見渡せば、時間の節約や費用対効果を考えて、身近な課題を日常茶飯事のようにアウトソースしていることに気づかされる。転職経験のある人ならご存じだと思うが、今や転職活動はほとんどがアウトソースだ。自力で個別企業の求人を一から探して、履歴書を送るなどという非効率なことはしない。転職エージェントが大量の求人を紹介してくれて、その中から会社を選択し、エージェント経由で履歴書を提出し、会社と条件交渉し、入社する。家やマンションの購入も然り。自力でディベロッパーやオーナーにアプローチして、一つ一つ物件情報を集めるなどという非効率なことはしない。不動産エージェントが大量の物件を紹介してくれて、その中から物件を選択し、内見し、価格交渉し、購入する。旅行だってエージェントを使ってパッケージツアーに参加する。他にも、会社や事業の売却、自動車の売却から冠婚葬祭の手配に至るまで、人生の大型イベントは、そのほとんどは自力で解決することなく、エージェントを活用している。つまり、我々は、最終の意思決定に自身の貴重な時間の多くを投下し、情報収集や、事務作業や、自身の専門外のことは外部の専門家にタスクをアウトソースすることで、効率的に人生を歩んでいるのだ。その意味においては、婚活も例外ではない。結婚は、人生屈指のイベント、もしかしたら、人生における最重要イベントの一つといえるものである。自身は最終の意思決定にのみ神経を集中させ、その他のタスクは外部の専門家にアウトソースしてしまうという姿勢こそが、むしろ自然なスタイルといえるのではないだろうか。
20代30代独身女性には結婚相談所がお勧め
マッチングアプリと結婚相談所の共通点は、結婚希望者が集う大規模コミュニティーを有していること。そして、マッチングアプリと結婚相談所の違いは、マッチングアプリは自力婚活が前提であり、結婚相談所は婚活の一部又は全部をアウトソースすることが前提になるということだ。では、結婚を希望する20代、30代の独身女性のみなさんは、マッチングアプリと結婚相談所のどちらを活用するのが良いのだろうか。筆者は、二つの理由から、20代、30代の独身女性のみなさんは、結婚相談所を活用すべきだと考えている。
20代、30代の独身女性のみなさんが結婚相談所を活用すべき一つ目の理由は、結婚相談所を活用して婚活をすれば、あなたの貴重な「時間」を節約することが可能だからだ。あなたは、結婚相談所を活用することで、出会いのチャンスを拡大させると共に、意思決定以外の婚活にまつわる雑務の全てを世話人に丸投げする。その上で、浮いた時間を、巷での自力婚活(マッチングアプリを含む)の時間に充てることで、他の結婚希望者の2倍以上の活動量を確保することができるようになるのだ。20代、30代の独身女性のみなさんは、切実に感じていることだろうが、女性には妊活のリミット等もあり、とにかく時間が足りない。特に、30代独身女性のみなさんは、30代のうちに、恋愛、結婚、妊活、妊娠、出産、子育てと一気に突き進んでいかなければならない。併せて、多くの30代独身女性のみなさんは複数の子供(たとえば2人、3人など)を授かることを望むだろうから、妊活、妊娠、出産、子育てのフェーズは、×2倍、×3倍、のボリュームで必要となる。このような猫の手も借りたいような忙しい30代において、無駄な時間を使っている余裕など、一ミリも無い。
20代、30代の独身女性のみなさんが結婚相談所を活用すべき二つの目の理由は、結婚相談所を活用して婚活をすれば、あなたの女性としての「淑やかさ」を保持し続けることが可能だからだ。あなたは、結婚相談所を活用することで、出会いのチャンスを拡大させると共に、意思決定以外の婚活にまつわる雑務の全てを世話人に丸投げする。これは、即ち、あなたが、無用な交渉事から解放されることを意味する。筆者は、昭和生まれのオッサンであり、いささか考え方が古いかもしれないが、そもそも女性がガツガツ自力婚活で走り回ることには違和感を覚える。女性は淑やかな存在であり、基本的には、自らが男性に攻め込むというより、男性からのオファーを高みで待つべき存在だと考える。巷では、「肉食女子」なるワードが登場しているが、このようなワードが注目されるのも、そもそも元来女性は「草食女子」だからだ。元来、草食な存在である女性が、肉食であるからこそ、珍妙な訳で、話題にもなる。その点、結婚相談所を活用して婚活をすれば、世話人が交渉事の全てを引き受けることになるため、あなたがいたずらにガツガツ肉食化する必要など無い。生まれながらにして淑やかなあなたは、巷でマッチングアプリなどを使って自力婚活をしていても、自身のパーソナリティーを傷つけ、自身の淑やかさを貶めてしまっているのではないだろうか。結婚相談所を活用して、世話人に交渉事をアウトソースしてしまうことで、あなたの女性としての淑やかさがこれまで通り保持されるのだ。
自力婚活にこだわる時代は終わり
結婚相談所を活用するにあたって、最後まで邪魔をするのがあなたのプライドだ。「結婚相談所を活用するのはイマイチ気が引ける」というあなたの気持ちはよくわかる。何故なら、筆者の過去が同じ状況だったからだ。しかし、筆者は、結婚し、歳を重ねてみて、こんなプライドは何の役にも立たないくだらないものだったと感じるようになった。果たして、自力婚活にどれほどの価値があるというのか。たとえば、世の中を見渡せば、たしかに、塾などに一切通わずに東大に合格する人はいるだろう。しかし、我々は、「わざわざ塾なんかに通って東大を目指している奴はダサい」、「東大は塾なしで、自力で入らなければ何の価値も無い」などという心境になるだろうか。当然なるわけがない。むしろ、塾にも入らず、唯我独尊、我流で東大を目指して、予定通りに落ちる人こそ正真正銘にダサい。塾を使おうが使うまいが、東大に合格することが唯一評価されるべき価値の本質だ。婚活もそれと同じではないだろうか。婚活中の独身男女のみなさんにとって、一番圧倒的にマズいのは、本当は結婚したいのに、世間の目ばかり気にして結婚相談所に頼らず、自力婚活にこだわり、結果として婚期を逃し、結婚できないことだ。もちろん、自由恋愛をして、素敵な相手を見つけて、恋愛結婚できるに越したことはない。しかし、結婚相談所で素敵な相手を見つけて結婚したとしても、その価値は恋愛結婚のそれと一ミリも変わらない。大事なのはプロセスではなく、結果だ。結婚するという目的さえ達成できればそれで良いのだ。
最近は、時代の流れとともに、「婚活」というワードが完全に一般化した。本気で結婚と向き合っている20代、30代の独身女性のみなさんは、出会いのチャンスの拡大、時間の節約、淑やかさの保持、の観点から、そろそろマインドチェンジしても良いのではないだろうか。人生は有限だ。そろそろ自力婚活は卒業しよう。そして、取るに足らないプライドは捨て去って、結婚相談所を活用して、婚活をスマートにアウトソースし、何としても結果を掴み取って欲しい。筆者は、20代、30代の独身女性のみさんの婚活を心から応援している。
以上
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