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婚活中のあなたがモテない理由は顔?性格?本当の理由とは?

理解不足が原因

 婚活中の独身男女のみなさんの中で、「タイプではない人からはそこそこモテるけれど、タイプの人からはからっきしモテない」と嘆いている人はいないだろうか。果たして、あなたがモテない理由とは一体何なのだろうか。

 仮に、あなたが誰からもモテないのだとしたら、あなたがモテない理由は明確だ。性格が悪いか、見た目(顔やスタイル)が悪いか、或いはその両方が悪いか、のいずれかだ。

 但し、あなたは、多少なりともモテている。ということは、あなたがモテない理由は、あなたの性格でもなければ、見た目でもない。早速、あなたがモテない理由を述べよう。あなたがモテない理由は、ズバリ、あなたの理解不足にある。即ち、あなたは、自分自身に対する理解不足と、相手の異性に対する理解不足が原因で、「タイプではない人からはモテるがタイプの人からはモテない」という錯誤を起こしているに過ぎない。

自分の市場価値に対する理解不足

 あなたは、自分の婚活マーケットにおける市場価値を正しく理解しておらず、上方に誤認している可能性が高い。あなたは、自分より格下の異性からはそこそこモテると認識しているが、客観的に見れば、あなたの本当のレベルは、その異性の低い市場価値と同レベルかもしれない。つまり、あなたは、あなたが格下と看做している異性からは、モテるべくしてモテているということになる。

 婚活中の独身男女に限らず、全ての人にとって、特定の異性に告白するということはそれなりに勇気の要ることだ。そして、勇気を振り絞って告白するのであれば、絶対に失敗したくないと考えるのが世の常だ。そのため、全く勝算が無いと推定される異性に告白するというような行為は、通常は有り得ないと考えるべきだろう。即ち、あなたに告白する相手の異性は、あなたのことを「自分とそれなりに釣り合うレベルの異性」、「自分の手の届く範囲に存在する異性」と看做し、勝算アリと判断したからこそ、あなたに好意を伝えている。従って、相手の異性が認識するあなたの市場価値を客観的で合理的な評価と看做せば、あなたの市場価値は、あなたが思っているほどには高くないということになる。

 勿論、あなたは自分の市場価値を正しく理解しており、むしろ、相手の異性が自身の市場価値を上方に誤認しているとも考えられる。しかし、あなたが、自分より格下と看做している複数の異性からモテている事実に鑑みると、あなたが格下と看做している異性達が認識するあなたの市場価値の方が多数派であり、同市場価値の方がより客観的で合理的な評価と考えるべきだろう。

自分の好みに対する理解不足

 あなたは、自分の、異性に対する好みを正しく理解していない可能性が高い。たとえば、あなたが男性の場合、あなたは、本質的には家庭的な女性がタイプなのだが、メディアが発信する情報や他人からの評価等の影響を受けた結果、キャリア志向の女性がタイプだと誤認しているかもしれない。あなたは、家庭的な女性と出会っても、自身の誤認した判断基準に従ってその女性をふるい落とし、決して交際しようとは思わない。そして、キャリア志向の女性と出会って好意を寄せるのだが、今度は、その女性があなたに興味を示さない。あなたが深層心理で家庭的な女性を求めているのだから、キャリア志向の女性からすれば、当然の反応だ。

 そもそも、人の好みというものは、複雑系そのものであり、たとえ本人といえども正確に理解することは難しい。たとえば、あなたが女性の場合、あなたは、「ガッチリした体格で、タバコ好きの、優しい男性」と「スラっとした体格で、ギャンブル好きの、面白い男性」のどちらの男性と結婚したいと考えるだろうか。筆者は前者をお勧めするかもしれないが、あなたは後者を選択するかもしれない。後者を選択したあなたは、面白いところに惹かれたのだろうか。或いは、単にタバコを吸う前者が嫌だっただけなのだろうか。本当は、ガッチリした体格の男性がタイプで、特に、ガッチリした体格の面白い男性がベストだったかもしれない。しかし、そのようなあなたに都合の良い男性は存在しなかった。だからあなたは後者を選択した。こうなってくると、あなたが後者を選択したことが本当に正しい選択だったのか、周りはおろか、本人さえも正直よく判らない。つまり、ここであなたは、「体形」と「嗜好」と「性格」という全く異なる3つジャンルの優先順位付けと比較検討を試みたわけだが、もはやあなたの異性に対する真の好み(ガッチリした体格の面白い男性)はすっかり影を潜め、やがて、スラっとした体格の面白い男性こそが自分の好みと誤認するようになってしまうかもしれない。

相手の異性の市場価値に対する理解不足

 あなたは、相手の異性の婚活マーケットにおける市場価値を正しく理解しておらず、下方に誤認している可能性が高い。あなたは、自分より格下の異性からはそこそこモテると認識しているが、客観的に見れば、その異性の本当のレベルは、あなたの高い市場価値と同レベルかもしれない。つまり、あなたは、あなたが格下と看做している異性からは、モテるべくしてモテているということになる。

 あなたが相手の異性の市場価値を下方に誤認してしまう背景は、あなたの無知と、相手の異性に関する情報不足に尽きる。たとえば、あなたが女性の場合、あなたは、平日の昼間からパチンコに興じている男性などとは交際したいと思わないだろう。しかし、その男性が、電子回路や画像認識処理技術に詳しいエンジニアであり、大手アミューズメント機器メーカーの御曹司で次期社長だと知ったら、その評価は一変する。万一、あなたが自身の無知と情報不足故にその男性を格下と看做したとしても、客観的に見ればこれは極めて滑稽な絵面であり、誰もあなたが下した評価を正当な評価とは看做さない。

 あなたが、相手の異性の市場価値を誤認してしまうケースは枚挙にいとまがない。たとえば、あなたが男性であれば、恐らく、あなたは女性の家事能力の有無について殆ど何も理解していないだろう。料理と一口に言っても、フレンチのフルコースを作ってしまうようなエクセレントな女性から、玉子焼きを作ることもままならない残念な女性まで存在する。あなたが女性であれば、恐らく、あなたは男性の仕事能力の有無について殆ど何も理解していないだろう。サラリーマンと一口に言っても、将来の社長候補筆頭の働きをしている敏腕男性から、既に窓際族が確定しているうだつの上がらない男性までいる。あなたは、「料理」、「仕事」といった結婚相手選定の際の重要なステータスでさえ、相手の異性のことをまるで知らない。残念ながら、婚活マーケットは、自身の無知と情報不足が原因で相手の異性の市場価値を勝手に下方に誤認してしまうケースのオンパレードなのだ。

相手の異性の特性に対する理解不足

 あなたは、相手の異性の特性を正しく理解していない可能性が高い。たとえば、あなたが男性の場合、あなたは、家庭的な女性がタイプなのだが、メディアが発信する情報や他人からの評判を鵜呑みにし、自分に都合良い解釈等をした結果、キャリア志向の女性のことを家庭的な女性だと誤認し、家庭的な女性のことをキャリア志向の女性だと誤認しているかもしれない。あなたは、キャリア志向と目される女性(本当は家庭的な女性)と出会っても、自身の誤認した判断基準に従ってその女性をふるい落とし、決して交際しようとは思わない。そして、家庭的と目される女性(本当はキャリア志向の女性)と出会って好意を寄せるのだが、今度は、その女性があなたに興味を示さない。あなたが家庭的な女性を求めているのだから、家庭的な女性だと誤認されたキャリア志向の女性からすれば、当然の反応だ。

 当然であるが、あなたが相手の異性の特性を正しく理解するためには、少なからず、その異性自身による正直な自己申告が不可欠となる。即ち、仮にあなたに多少の真贋を見極める能力があったとしても、相手の異性が口下手で控えめな人であるような場合や、相手の異性とのコミュニケーション時間が十分でないような場合は、相手の異性の長所ともいえる特性を見誤る危険性は十分にある。逆に、相手の異性が天下無双の策士や大噓つきであるような場合は、相手の異性の短所ともいえる特性を見誤り、足をすくわれる。たとえば、あなたが男性の場合、透明感のあるナチュラルメイクの上品な女性とは是非とも交際したいと思うだろう。しかし、その女性が、休日の昼下がりに、シミだらけのすっぴん姿で、足を組み、たばこを吸いながら、パチンコに興じていたら、その評価は一変する。

好意を持ってくれた異性と誠実に向き合う

 あなたは、自分のことも正しく理解していない(理解できない)し、相手の異性のことも正しく理解していない(理解できない)。もし、孔子があなたの婚活を眺めれば、「彼を知らず己を知らずば百戦殆うし」と酷評することだろう。

 では、あなたは、一体どうすれば良いのだろうか。答えはシンプルだ。あなたは、自身による異性の評価・判断の全てを一旦封印し、先ずはまっさらな気持ちで、あなたに好意を持ってくれた異性に目を向け、あなたに好意を持ってくれた異性と一度誠実に向き合ってみてはいかがだろうか。あなたに好意を持ってくれた異性は、あなたの市場価値や特性を理解し、あなたとの相性を考慮した上で、あなたにアプローチしてくれている。そして、あなたに好意を持ってくれた異性は、間違いなく、あなたの性格や見た目に共感している。あなたは、一度、盲目的にその判断を信じてみる。そうすれば、あなたの、「タイプではない人からはそこそこモテるけれど、タイプの人からはからっきしモテない」との嘆きは、「相性の良い人からは必然的にモテ、相性の良くない人からは必然的にモテない」との理解に変わるのではないだろうか。

カオスの世界に飛び込まない

 婚活を能動的な取り組みで突っ走り、多くの挫折や失敗を積み重ね、やがて自分のことや相手の異性のことを正しく理解するというような取り組みは、とても崇高な取り組みではある。但し、この取り組みには重大な欠点がある。それは、時間がかかり過ぎること。つまり、あなたの婚活が、結婚適齢期内に納まらず、時間切れになってしまう危険性が極めて高いのだ。簡単に想像できることだが、自分とは何ぞや、相手とは何ぞやといった取り組みは、突き詰めれば修行の道、解脱への道であって、とても一朝一夕に答えが出せるような代物ではない。おまけに、結婚は二人でするもの。自分のみならず、仮に、相手の異性も解脱への道を突き進んでいる人だとすれば、もはやこの二人が存在する空間はカオスでしかない。誤解を恐れずに言えば、あなたは、たかが結婚ごときことのために、自分の膨大な時間を使って、自分自身をタイムリミットの瀬戸際に追い込んでまで、わざわざカオスの世界に飛び込む必要など、どこにも無いのだ。

 あなたの婚活に有り余るほどの時間が残されているのであれば、自分とは何ぞや、相手とは何ぞやといった取り組みを突き詰め、運命の結婚相手を探すのもよい。しかし、もし、あなたの婚活に時間的猶予が残されていないのであれば、あなたは、あなたに好意を持ってくれた異性と誠実に向き合い、そして、あとは成り行きに身を任せてみたい。きっと、あなたが有する様々な理解不足の弊害を乗り越え、あなたが心穏やかに暮らせるような良好な人間関係が手に入るはずだ。

 筆者は、あなたの婚活を心から応援している。

以上

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