若者がお金に困らない人生を得る方法「25歳で結婚し1億円」
お金に縛られることなく鋭角な人生を歩む
20代前半の若者のみなさんの中で、「お金に困らない人生」を手に入れたいと考えている人はいないだろうか。人生は一度きり。どうせなら、お金に縛られることなく鋭角な人生を歩みたい。
そこで、今回は、あなたに一つの戦略的プランを提案したい。ズバリ、「25歳までに結婚して50歳までに金融資産1億円を作るプラン(501プラン)」だ。501プランは、言うまでもなくFIRE(Financial Independence Retire Early、ファイア)を企図したプランだ。最大の特徴は、早期の結婚を実現したものにのみ許される、極めて堅実で、極めて現実的なプランであるということ。
恐らく、あなたは、お坊ちゃんでもお嬢ちゃんでもなかろう。世の中には親の七光りの元でのうのうと生きている輩もいる。しかし、あなたは、そのような輩の動向に惑わされてはいけない。あなたは、そのような輩とは、進む道が違う。あなたは、ゼロから出発できる幸運を胸に、大いに501プランに挑戦し、絶対に501プランを成功させて欲しい。
何故、「1億円」を目標とするのか
先ずは、あなたが何故、金融資産「1億円」を目標とするのかについて理解したい。1億円という金額は、もちろん大金である。しかし、1億円という金額がとんでもなく大金かと問われれば、決してそうではない。そして、仮に、1億円という金融資産が構築できれば、税後3~4%の期待利回りでの運用で、年間300万円~400万円の不労所得が確保できる。勿論、元金の1億円は維持したままでだ。おそらく、働かずして年間300万円~400万円の収入が確保できれば、あなたは、人生を十分に楽しく過ごしていけるのではないだろうか。無論、生活水準は人それぞれであるため、年間300万円~400万円の収入だけでは心もとないと考える人もいよう。しかし、仮に、年間300万円~400万円の収入だけでは心もとないという人であっても、どんなに辛めに評価しても、人生をチャレンジングに生きていけるようにはなるはずだ。従って、過不足あれど、目標金額は1億円とする。
何故、「結婚」するのか
次は、あなたが何故、「結婚」する必要があるのかについて理解したい。501プランは金融資産1億円を作ることを目標としている。そして、この1億円という金額を作るためには、毎年200万円~300万円もの大金を長期に渡って積み立てていかなければならない。これは、仮に、あなたが年収1,000万円を超える給与所得があったとしても、決して容易なことではない。加えて、501プランは長期の取り組みであるため、あなたの収入減少リスク(不況、会社業績悪化、出世競争脱落、大病等)にも備える必要がある。これらを総合して考えれば、結婚しないで一人で501プランに挑戦するのではなく、結婚して夫婦二人で協力して501プランに挑戦することが極めて合理的な選択となる。夫婦二人が力を合わせれば、生活コスト等が削減できる。精神的にも張り合いが生まれる。楽しみながら、励まし合いながら、501プランに挑戦できる。従って、「結婚」は必須と考える。
何故、「25歳までに」結婚するのか
最後は、あなたが何故、「25歳までに」結婚する必要があるのかについて理解したい。501プランは金融資産1億円を作ることを目標としている。そして、この1億円という金額を作るためには、夫婦二人で協力する期間が最低でも25年間は必要だ。たとえば、夫婦二人で年間200万円の余剰資金(=収入-支出)が捻出できるのであれば、25年間、税後4%複利の運用で、9,000万円の金融資産を作ることができる。また、夫婦二人で年間300万円の余剰資金が捻出できるのであれば、25年間、税後3%複利の運用で、1億1,000万円の金融資産を作ることができる。つまり、年間200~300万円の余剰資金確保、税後利回り3~4%、を念頭におけば、25年間の運用期間を確保することで、1億円内外の金融資産を作ることができるというわけだ。
そして、あなたは、この25年間という運用期間を、あなたの年齢が50歳になるまでの間に、あなたの人生に組み込まなければいけない。何故なら、残念ながら、あなたの50歳以降の給与所得は殆ど当てにならないからだ。世間では、50歳といえばリストラが強力に推進されるタイミングであり、50歳ともなると労働市場ではかなり足元をみられる状況となる。従って、金融資産1億円を作るためには、30歳や35歳からスタートさせるのでは遅く、逆算で、遅くも25歳(=50歳-25年間)までに結婚して501プランをスタートさせる必要がある。
夫婦のフォーメーション
金融資産1億円を作るためには結婚して夫婦二人で協力することが必須だが、これは裏を返せば、毎年200万円~300万円なんてとても貯められないというあなたも、夫婦二人で協力すれば必ずや達成できることを意味している。そして、結婚することの最大のメリットは、余剰資金捻出のために、夫婦のフォーメーションを臨機応変に組み立てることができることにある。夫婦のフォーメーションとして想定されるものは3パターン。夫婦共働き、一方が起業に挑戦、一方が専業主婦(夫)に専念、の3つだ。
①夫婦共働き。一方の給与所得の範囲内で生活し、もう一方の給料所得には一切手を付けず、全額余剰資金として貯蓄に回す。妊娠出産育児や親の介護等がなければ選択可能なフォーメーションだ。どんどんお金が貯まり、501プランの達成確度が高まる。
②一方が起業に挑戦。一方の給料所得の範囲内で生活しつつ、もう一方が起業に挑戦し超過収入を狙う。一定のリスクはあるが、起業が軌道に乗れば、50歳と言わず、驚くほど短期間で501プランが達成できるかもしれない。
③一方が専業主婦(夫)に専念。一方の給料所得の範囲内で生活しつつ、もう一方は専業主婦(夫)として一方を支える。攻めと守りを組み合わせることで、一方が仕事に鋭意専念できるようになり、卓越した成果も狙い易い。勿論、妊娠出産育児や親の介護等があれば、このフォーメーションがベースになる。
夫婦のフォーメーションは、夫婦共働き、一方が企業に挑戦、一方が専業主婦(夫)に専念、と3パターンあれど、決して一つのフォーメーションに固定化する必要はない。夫婦二人でじっくり戦略を練り、状況に応じて使い分け、そのハイブリッドで25年間の運用期間と向き合えばそれで良い。
必要なのは「あなたの確信的な決断」
あなたが「お金に困らない人生」を手に入れたいと心の底から望むのであれば、あなたは確信的な決断をしなければいけない。即ち、誰よりも早く婚活を開始し、誰よりも早く結婚相手を見つけ、誰よりも早く結婚しなければいけない。どんなに遅くとも25歳までにきっちり結婚する。可能であれば22~23歳くらいでスパっと結婚してしまう。仮にあなたが高卒の方であれば、社会人生活を4~5年経験してから結婚する。あなたが大卒の方であれば、少々タイトなスケジュールになるが、大学時代にしっかり恋愛を経験して、社会人生活を1~2年経験してから結婚する。
もしかしたら、これまでのあなたは、「世間では大体30歳前後くらいで結婚しているのだから自分もそのくらいで結婚できればいい」、「自分はやりたいことが色々あるし、35歳くらいまでに結婚できればいい」、などと結婚についてぼんやりと考えていたかもしれない。確かに、足元の日本の平均初婚年齢は、男性31.2歳、女性29.6歳だ(厚生労働省「人口動態統計」、令和元年)。しかし、あなたが他の若者と同様の結婚観を持っていたのでは、経済的な状況も他の若者と同様になるだけのことであり、決して「お金に困らない人生」を手に入れることはできない。
話は遡るが、たとえば、今から70年前の昭和25年(1950年)の平均初婚年齢は、男性25.9歳、女性23.0歳だ。ちょうどみなさんの祖父母世代の少し上ぐらいだろうか。現代において「25歳までに結婚」などというと、一見かなり意欲的な目標に映るかもしれないが、25歳で結婚することが当たり前であった時代がついこの間まであったのもまた事実だ。
加えて、民法改正により、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた。精神年齢が向上したと考えるなら、70年前の若者にできた結婚が、あなたにできないはずがない。むしろ、あなたのほうが結婚に相応しい心技体を備えていると考えると、あるいは25歳での結婚でも遅いぐらいかもしれない。
そして、勿論忘れてはならないのは、現代においても、25歳までに結婚している男女は当然に沢山いるということだ。先見性と決断力のある彼らは、「お金に困らない人生」を手に入れる可能性が高い。彼らは、早く結婚することで経済的なメリットを享受できるなどということは先刻承知の上で、25歳までに結婚し、とっとと先を進んでいる。
人生双六のトップランナー
あなたの100年人生を俯瞰してみる。0歳~25歳までの25年間(1Q)は、学業を中心に基盤を固めて結婚する。26歳~50歳までの25年間(2Q)は、夫婦で協力して金融資産1億円を作る。51歳~75歳までの25年間(3Q)は、経済的自由を獲得した状況で自由な挑戦をする。76歳~100歳までの25年間(4Q)は、悠々自適で満たされた生活を送る。言うまでもなく、501プランは、100年人生の大局観に立った上で、この中の2Qを賢く生き抜くために用意されたプランだ。あなたが生産年齢人口としてカウントされるこの戦略的期間に、きっちり金融資産を築き、遅くも50歳までに転ばぬ先の杖を確保し、遅くも50歳までに労働から解放されて自由になり、遅くも50歳までに人生の勝負をつける。そして、あなたが100年人生の2Qを成功に導くことができれば、その後に続く3Q、4Q人生の確かな足掛かりを手中に収めたも同然だ。
25歳までに結婚しよう。25歳までに結婚することで、あなたと、あなたの伴侶の堅実な人生プランが、力強く動き出す。あなたが人生の先手を打つ意義は、ヒマラヤ山脈より高く、マリアナ海溝より深い。世間で晩婚化が進む状況は、あなたにとっては、他の若者を引き離す絶好のチャンスだ。他の若者が遊びやコンパにお金と時間をつぎ込んでいる間に、あなたは人生双六のトップランナーとして、どんどん先を行く。筆者は、あなたの勇気ある決断と、婚活の成功を心から応援している。
以上
プロフェッショナル専門オンライン結婚相談所・縁仲