結婚を諦めた40代女性が心機一転「婚活も人生も絶対諦めない」
子供が望めないという理由だけで結婚を諦めない
40代独身女性のみなさんの中で、結婚を諦めかけている人や、既に結婚を諦めてしまった人はいないだろうか。もしかしたら、あなたは、自身の妊活力(妊孕力)の低下を理由に、結婚を諦めてしまったのかもしれない。
しかし、筆者は、あなたのその判断に反対だ。あなたは、委縮せず、自信を持って婚活を続け、必ずや結婚を掴み取って欲しい。間違っても、子供が望めないという理由だけで、安易に結婚を諦めてはいけない。
全ての独身男性が子供を望んでいるわけではない
あなたは誤解しているかもしれないが、そもそも、結婚を希望する全ての独身男性が子供を望んでいるわけではない。仮に、あなたに子供が望めないとしても、あなたのことを必要としている独身男性は、必ず存在する。
独身男性の中には、子供は授かりものなので、いてもいなくてもどちらでも構わない人がいる。夫婦の時間を大事にしたいので、子供を望まない人がいる。離婚し、先妻との間に子供を設けたので、子供を望まない人がいる。経済的な理由や、手間がかかる等の理由から、子供を望まない人がいる。身体的な理由や、年齢的な理由から、子供を望まない人がいる。ペットを可愛がりたいので、子供を望まない人がいる。養子縁組を考えているので、子供を望まない人がいる。
上記の独身男性からすれば、あなたの「子供が望めないかもしれない」というステータスは、ウィークポイントでもなんでもない。確かに、あなたは、子供を望む独身男性に対しては、「子供は私にお任せください」と自信をもって応えることが難しいかもしれない。しかし、そうであるなら、あなたは子供を望む独身男性など、あなたの結婚相手候補から除外してしまえば良いのだ。あなたは、子供を望む独身男性に対して無理にアピールする必要もないし、子供を望む独身男性からどのように思われようと関係ない。あなたは、あなたの強みを活かして婚活し、あなたのことを必要としている独身男性とめぐり合い、結婚できれば、それで良いのだ。
あなたが活かすべき強み①「時間的な強み」
あなたは、「時間的な強み」を有している。あなたは、子育てに時間を費やさなくて済むため、夫婦の時間を沢山持つことができる。これは、子供ありを前提とした独身女性が到底持ち得ない、あなたが独身男性にアピールできる大きな魅力の一つだ。
もし、あなたが子供を授かるとすれば、妊活に年単位の時間を要し、出産後は、母乳を与え、おむつを取り替え、夜泣きに悩まされながら、格闘することになる。そして、子供がようやく言葉をしゃべりはじめたと思ったら、今度は、保育園や幼稚園が始まる。毎日の送迎が必須であり、あなたの活動は大幅に制限される。更に、子供が小学校に上がっても低学年のうちは依然として目が離せない。子供は、一人で留守番ができない。宿題を見てあげたり、公園に連れて行ったりと、手間がかかる。結果として、軽く10年間くらいは子育てに忙殺され、あなたは多くの時間を子育てに費やさざるを得ない。無論、これは子供が一人の場合の話であり、子供が二人、三人となれば、子育てに忙殺される時間は更に増加する。これでは、夫婦で旅行に出かけることはおろか、近所に食事にでかけることもままならない。
しかし、子供を望まなければ、この10~20年間がそっくりそのままあなたのものとなり、あなたは、その時間を夫婦のために使うことができる。夫の生活を支えてもいい。夫の仕事を支えてもいい。趣味を共有し、ジョギングやテニス等で一緒に汗を流してもいい。犬や猫を飼って、仲良く遊んでもいい。週末などは、食事に出かけ、料理やワインを楽しんでもいい。長期休暇は、国内外を問わず旅行に出かけてもいい。一緒に勉強し、起業してもいい。子供を望まなければ、子供がいたら20年間はお預けになるような様々な取り組みを、今すぐにでも楽しむことができる。
あなたが活かすべき強み②「経済的な強み」
あなたは、「経済的な強み」を有している。あなたは、子育てにお金を使わなくて済むため、夫婦のためにお金を使うことができる。これは、子供ありを前提とした独身女性が到底持ち得ない、あなたが独身男性にアピールできる大きな魅力の一つだ。
もし、あなたが子供を授かるとすれば、相応の子育て費用が必要になる。たとえば、学費は、大学4年間の入学金や授業料等で最低でも数百万円程度は想定しなければならない。塾に通う、中学校や高校から私立に入学させる等の方針を採れば、更に、最低でも数百万円から1,000万円超の支出が上乗せされる。食費、住居費、医療費、服飾費、娯楽費等もかかる。トータルの子育て費用は、少なく見積もっても、子供一人につき最低1,500万円程度は覚悟しなければならない。無論、子供が二人、三人となれば、子育て費用は更に増加する。そして、万一、晩婚で子供を授かった場合などは、60歳代まで、下手をすれば70歳近くまで、これらの費用負担に苦しめられることになる。
しかし、子供を望まなければ、これらの支出が節約でき、あなたは、その節約したお金を夫婦のために使うことができる。1,000万円単位の支出が節約できれば、ワンランク上のリッチな暮らしも夢ではない。東京都在住であれば、港区か渋谷区あたりのマンションに住み、お洒落な服を着て、銀座や青山等に頻繁に食事に出かけても、収支が合うかもしれない。余分に稼ぐ必要が無いのだから、さっさと仕事をリタイアして、悠々自適な暮らしを満喫してもいい。
あなたが活かすべき強み③「地理的な強み」
あなたは、「地理的な強み」を有している。あなたは、子供の学区等の制約を受けなくて済むため、夫婦で特定の地域に縛られない生き方をすることができる。これは、子供ありを前提とした独身女性が到底持ち得ない、あなたが独身男性にアピールできる大きな魅力の一つだ。
もし、あなたが子供を授かるとすれば、子供は、小学校や中学校に通うことになる。そして、これらの義務教育課程には、学区の制約が付きまとう。そのため、一旦入学したら、子供の生活環境の変化を最小限に留める趣旨から、簡単に転校ができなくなり、特定の地域に一定期間縛られることになる。やがて、あなたは、子供のためにも、一軒家やマンションを所有することを選択するかもしれない。子供が高校や大学に進学する頃には、子供は自分が育った場所に愛着を持っている。その結果、親子共々、特定の地域に長期間定住することが確定する。
しかし、子供を望まなければ、特定の地域に縛られないため、あなたは、夫婦揃ってどこでも好きなところに住むことができる。もし、夫婦の仕事が、転職やリモートワーク等によって柔軟になれば、居住地変更の障害はもはや存在しない。不動産を所有する必要もないので、移動は極めて身軽だ。海の見える街に住んでもいいし、山の近くに住んでもいい。都市と田舎の二拠点生活を検討してもいい。思い切って田舎暮らしや海外移住に踏み切ってもいい。定期的に居住地を変えて、色々な街を楽しむことも可能だ。
結婚する意味①「将来の不確実性に対処する」
あなたは、子供の要否に関わらず、将来の不確実性に対処するためにも、安易に結婚を諦めてはいけない。
あなたは、親兄弟姉妹を失う、仕事を失う、健康を失う、お金を失う、友人を失う、生きがいを失う等の不確実性を、常に抱えている。そして、あなたは、自己責任の下で、これらの不確実性に備えていかなければいけない。仮に、親や、仕事や、健康を失ったとしても、あなたが、自分は一人で楽しく逞しく生きていけると考えるのであれば、何らの備えも必要ないかもしれない。ただし、人生100年時代において、あなたの人生は未だ折り返し地点にすら達していない。そして、これらの不確実性の多くは、若い時には顕在化せず、50歳、60歳、70歳と歳を重ねることで顕在化してくる。
結婚は、あなたと運命の男性との協力関係を構築する、有り難い取り組みだ。あなたは、結婚することで、相手の男性と人生を共に歩む覚悟ができ、相手の男性を支えるようになる。これは、相手の男性にとっても同じことだ。結婚することで、あなたと人生を共に歩む覚悟ができ、あなたを支えるようになる。あなたが、これらの不確実性に対処できるか不安で、自分は一人では生きていけない、身近に誰かの存在がなければ孤立する可能性があると少しでも考えるのであれば、決して結婚を諦めてはいけない。
結婚する意味②「男女の絆を確かなものにする」
あなたは、子供の要否に関わらず、運命の男性との絆を確かなものにするためにも、安易に結婚を諦めてはいけない。
結婚は、子供を授かったときにだけするというような底の浅いものではない。もし、子供を授かることだけが結婚の唯一の意義だとすれば、子供に恵まれなかった夫婦が婚姻関係を継続するはずがないし、子供が巣立った後の夫婦が婚姻関係を継続するはずもない。
結婚は、あなたと運命の男性との間の絆を確かなものにしてくれる、有り難い取り組みだ。あなたは、結婚することで、相手の男性と人生を共に歩む覚悟ができ、相手の男性を大切にし、信頼するようになる。これは、相手の男性にとっても同じことだ。結婚することで、あなたと人生を共に歩む覚悟ができ、あなたを大切にし、信頼するようになる。あなたが、二人の絆を確かなものにする必要性を認識するのであれば、決して結婚を諦めてはいけない。
異次元の楽しい夫婦生活を手に入れる
結婚を諦めてしまう40代独身女性は、こう考える。「自分は40代になり、妊活力が低下し、もう子供が望めないかもしれない。独身男性の期待には応えてあげられないのだから、いい人にも出会えないだろう。万一、子供がいなくても構わないという独身男性にめぐり合えたとしても、子供がいないのであれば、敢えて入籍などする必要もない。だから、もう結婚は諦めよう。一生懸命婚活などせず、今の仕事を続けながら、気の合う友人と楽しく過ごしながら、自然体で生きていこう。」。
結婚を諦めない40代独身女性は、こう考える。「自分は40代になり、妊活力が低下し、もう子供が望めないかもしれない。独身男性の期待には応えてあげられないかもしれないが、その可能性がゼロになったわけではないし、仮に子供が望めないとしても、子供がいなくても構わないという独身男性とめぐり合えればいいのだから、その可能性を信じて前進しよう。子供がいなくても構わないという独身男性にめぐり合えたら、子供を授かろうが授かるまいが、二人で協力して生きていくためにも、二人の絆を確かなものにするためにも、必ず、入籍しよう。そもそも、今の仕事がいつまでも続けられるわけではないし、気の合う友人といつまでも楽しく過ごせるわけでもないのだから、このままではいけない。だから絶対に結婚は諦めない。」。
あなたのことを必要としている独身男性は必ず存在する。あなたには、時間的な強み、経済的な強み、地理的な強みがある。あなたは、委縮せず、自信を持って婚活を続け、必ずや結婚を掴み取って欲しい。そして、子供を授かった夫婦が決して味わうことのできない、異次元の楽しい夫婦生活を手に入れて欲しい。筆者は、40代独身女性の婚活を心から応援している。
以上
プロフェッショナル専門オンライン結婚相談所・縁仲