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婚活で「趣味が合わない・趣味がない」こそ絶好の結婚チャンス

会話の糸口すらみつけられない?

 婚活中の独身男女のみなさんの中で、「自分の趣味と交際相手(お見合い相手)の趣味が合わない」、「自分にはこれといった趣味がない」と心配している人はいないだろうか。一般に、婚活中の独身男女のみなさんは、自分の趣味を語り、相手の趣味を聞くなど、お互いの趣味を確認し合うのが通例だ。趣味の会話をすれば、自分の人柄や生活スタイルの一端を相手に伝え、相手の人柄や生活スタイルの一端を知ることができる。そして、二人の価値観がどのくらい一致しているかについてある程度見極めることができると考えられているからだ。従って、お互いの趣味が合わなければ何とも心もとないし、自分に趣味がなければ会話の糸口すら見つけられないような気がしてならない。

 しかし、筆者に言わせれば、これは完全に杞憂だ。仮に、現時点であなたの趣味と相手の趣味が合わなくても何の問題も無い。また、現時点であなたに特別な趣味などなくても何の問題も無い。それどころか、あなたにとっては、「趣味が合わない」、「趣味がない」といった状況は、結婚を勝ち取る千載一遇のチャンスですらある。なぜなら、このような状況であればこそ、あなたの想像力や思いやりが思う存分にアピールできるからだ。あなたが婚活で試されているものの本質は、趣味の相性や、趣味の貴賤や、趣味の有無、などではない。あなたが婚活で試されているものの本質は、ズバリ、あなたの「協調性」だ。

「趣味が合わない」と心配する前に

 婚活において、あなたが自身の趣味を語る際に必ず留意しなければならない重要な鉄則が一つある。それは、「将来夫婦二人で一緒に楽しむことができそうな」趣味を語るということだ。

 もし、あなたが、将来夫婦二人で一緒に楽しむことができそうな趣味を語れば、相手との会話は自然と盛り上がり、将来の結婚生活への期待が膨らみ、意気投合する可能性が高まる。次のデートの約束に繋がるなど、あなたの婚活の成功確率は確実に向上するだろう。反対に、あなたが、将来夫婦二人で一緒に楽しむことができそうもない趣味を語れば、相手との会話は盛り上がらず、相手からは精々「へー、そうなのですね」という反応が返ってくるだけであり、会話は尻すぼみとなってしまう。次のデートの約束にも繋がらず、あなたの婚活の成功確率は確実に低下することになる。

 たとえば、あなたが、「読書」、「ギター」、「ヨガ」、について語ったとする。勿論、これらの趣味は夫婦二人で一緒に楽しめないこともないが、個々人で完結する要素のほうが強い。あなたが、「あの経済本が良かった」、「フォークギターの練習をしている」、「ヨガスタジオで汗をかくのが好き」と熱く語ったところで、二人に一体感が生まれるかどうかについては極めて怪しい。では、「温泉」、「フットサル」、「料理」、はどうか。半歩前進したが、夫婦二人で一緒に楽しむ趣味としては、まだまだ推進力不足。温泉は、一緒に行動こそできるが、男女混浴でもない限り現地では別々。フットサルは、スポーツ好きの体育会系男女が大いに意気投合したとしてギリギリの線。料理は、男性にその心得が無いとなると、一緒にキッチンに立つ絵姿はかなりの上級編だ。同性の友人との楽しい趣味であったとしても、必ずしも夫婦(異性)二人で一緒に楽しむ趣味として成立するとは限らない。

 当然だが、あなたは独身だ。そのため、あなたの趣味は自ずと一人で完結するものになりがちだ。そして、相手から「休日は何をしているのですか」と問われれば、ついつい普段から一人で取り組んでいる趣味について語ってしまう。しかし、あなたは今婚活をし、将来の伴侶を探している。結婚したら夫婦二人の生活になることを念頭に、ここは頭を「二人脳」に切り換え、夫婦二人で楽しむことができそうな趣味を語ることが、相手に対する思いやりであり、マナーというものだ。そして、「自分の趣味と交際相手(お見合い相手)の趣味が合わない」と嘆く前に、そもそもあなたの趣味が相手に受け入れられるような代物であるかどうかについて、十分に思いを馳せなければいけない。これは、趣味の相性や、趣味の貴賤や、趣味の有無、の問題ではない。正に、協調性の問題なのだ。

「趣味がない」からこそできること

 趣味の会話が「協調性を測るモノサシ」だと理解できれば、たとえあなたに特別な趣味などなくても何の問題も無いことが判る。あなたは、相手の趣味に合わせ、寄り添えさえすれば良いからだ。むしろ、あなたに特別な趣味がないということは、相手の趣味に合わせ、寄り添うことが容易であるということであり、あなたの協調性を示す上で却って強みであるとすら言える。

 たとえば、相手の趣味がギターであった場合、あなたは「私もエレキギターを弾いてみたい」と積極的に相手に合わせれば良いのだ。あなたは、5W1H(When(いつ)、 Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように))を念頭に、相手の趣味について強い興味を示す。そうすれば、相手もあなたに心を開き、何らかの形で趣味の共有が実現するかもしれない。

 仮に、相手の趣味が、夫婦二人で一緒に楽しむことができそうもない趣味であったとしても、あなたは決して諦めない。たとえばギターであれば、ギターと関連性がありそうなジャンルに絞って、「ライブを観に行きたい(音楽鑑賞)」、「ハードロックカフェでご飯を食べたい(食べ歩き)」、「古着屋を巡ってヴィンテージアイテムを探したい(ショッピング)」と積極的に相手に寄り添えば良いのだ。あなたは、「ギターが趣味なのですね。私は古着を見るのが好きなので、よかったら今度一緒に下北沢の古着屋を回って、ライブで着られそうなヴィンテージアイテムを探しに行きませんか。そして、帰りにハードロックカフェで一緒にカントリーバーガーを食べましょう。」と提案する。この提案を聞いた相手は果たしてどのように感じるだろうか。間違いなく、自身の趣味(ギター)のみならず、自身を受け入れてくれたと感じ、嬉しい気持ちになるだろう。そして、あなたのことを「協調性のある素敵な人」だと感じることだろう。

趣味がなくとも提案はできる

 たとえあなたに特別な趣味がなくても、あなたは相手の趣味に合わせ、寄り添えば良い。ただし、あなたが、相手から「休日は何をしているのですか」と問われた際に、馬鹿正直に「趣味はありません」と言い放ち、「特に趣味はないので家でゴロゴロしています」と素っ気なく答えてしまうのは、あまりにも無味乾燥であり、勿体ない。確かに、あなたには趣味といえるほど頻繁に取り組んでいるものがないかもしれない。夫婦二人で一緒に楽しむことができる適切な趣味がないかもしれない。しかし、趣味の会話が「協調性を測るモノサシ」であることに鑑みれば、あなたが二人の協調性を試すたたき台を示す意義はそれなりにある。従って、このような場合は、少々こじつけであったとしても、あなたの過去の体験等をフックに、将来夫婦二人で楽しむことができそうな何らかの趣味を提案し、語ることをお勧めする。

 もし、将来夫婦二人で楽しむことができそうな趣味についてのアイデアが全く無い場合は、たとえば、生活の基盤である「衣・食・住」に関わるもの、「命・健康」に関わるもの、「お金・投資」に関わるものあたりから、あなたのオリジナリティーをプラスしつつ、選定してみてはいかがだろうか。これらのカテゴリーは、あらゆる人にとっての関心事であり、汎用性の高いものばかりだ。「食」であれば、日本酒が趣味、スイーツ食べ歩きが趣味、焼肉が趣味、等々。「健康」であれば、ウォーキングが趣味、サイクリングが趣味、体操が趣味、等々。「お金」であれば、貯蓄が趣味、節約が趣味、投資が趣味、等々。夫婦二人で一緒に楽しめることに加え、将来の目標設定も容易であることから、結婚生活にうってつけの息の長い趣味になる可能性がある。

趣味を通じてあなたの協調性が試されている

 「趣味が合わない」、「趣味がない」は問題ではない。お互いの趣味を尊重し、二人で一緒にできる趣味を考え、二人の良好な関係を構築しようとする気持ちがあれば、それで十分だ。ここでは、好印象を与えることができる趣味も、異性からモテる趣味も必要ない。あなたの協調性が相手に伝われば、たとえそれが少々わざとらしかったとしても、相手は「私の為に一生懸命に合わせて下さっている」と感じ、あなたを評価する。

 誤解しないで頂きたいのは、ここでは、一人で完結する趣味や、同性の友人と楽しむ趣味を一切やめようと言っているのではない。あなたは、これまで通り自分の趣味を大切にすれば良いし、結婚後も大いに続ければ良い。たまには、自分一人の趣味に没頭するような時間も必要だ。ただし、あなたが結婚を志す以上、完全なゴーイングマイウェイだけは慎まなければいけない。相手のことは一切放ったらかしというのでは、相手が寂しい思いするであろうことは、容易に想像ができるはずだ。

 婚活は、あなたの協調性が試されている。あなたの想像力と思いやりが試されている。「その趣味、お付き合いしたら(結婚したら)是非一緒にやりましょう」。このようなやりとりができたら、あなたの婚活は100点満点ではないだろうか。人生に彩を与えてくれる趣味を大いに楽しもう。筆者は、あなたの婚活を心から応援している。

以上

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