親の介護に追われても結婚は諦めることなく前向きな婚活を
親の介護に追われているからこそ結婚する
独身男女のみなさんの中で、親(家族)の介護に追われ、結婚を半ば諦めてしまっている人はいないだろうか。きっとあなたは、「誰もこのような状態の私などと結婚したいと思わない」、「お相手にご迷惑をお掛けするわけにはいかない」、「私は結婚せずに親の面倒を見ながら生きていく」、と考えているはずだ。
あなたは、仕事に介護に精一杯の状態だろう。筆者の理解など到底及ばないようなご苦労をされていると思う。気持ちも塞ぎがちかもしれない。もちろん、介護というご苦労は簡単に荷が降ろせるようなものではないし、時間の制約もあるだろうことは十分に承知している。しかし、それでも筆者はあなたに結婚を強くお勧めしたい。あなたは、親の介護に追われているからこそ、結婚の素晴らしさや必要性が実感できる立場にある。そして、あなたは、親の介護に追われているからこそ、真のパートナーと巡り合える可能性があるのではないだろうか。遍く独身男女の中で、あなたほど結婚に相応しい人はいない。あなたは、この幸運を決して逃してはならない。
結婚は「持ちつ持たれつ」の関係を創り出す取り組み
あなたは、結婚という取り組みについて、もしかしたら少し誤解をしているかもしれない。結婚は、赤の他人が常に気丈さを保つような綺麗な取り組みでは決してない。むしろ、結婚は、人生の伴侶が「持ちつ持たれつ」の関係になるような弱み丸出しの取り組みだ。あなたは、自分を卑下し、結婚相手に迷惑を掛けまいとしているが、結婚にそのような遠慮は要らない。むしろ、自分の弱みをさらけ出し、結婚相手の助けを借りなければ、結婚相手との真のパートナー関係は構築できない。結婚は、自分の弱みをさらけ出すことができるほとんど唯一の取り組みであるからこそ、長年に渡って社会から支持されている。
おまけに、介護問題は、結婚という取り組みにおいては予定調和ともいえる問題であり、当然に持ちつ持たれつの関係になることが想定されている。人は誰しもが人の子だ。親が死に、子が死に、孫が死ぬことは抗うことのできない自然の摂理であり、誰しもがほぼ確実に介護問題の当事者となる運命にある。あなたが今、介護に向き合っているように、結婚相手にもいずれ介護と向き合うタイミングが訪れる。これは、早いか、遅いかの違いに過ぎない。だから、持ちつ持たれつの関係で全然問題ないのだ。あなたは、あなた一人で、自分の両親二人分の介護を背負うのではない。あなたと結婚相手の夫婦二人が力を合わせて、お互いの両親四人分の介護を背負っていくのだ。夫婦二人で力を合わせれば、融通も利くし、苦労も乗り越えていける。従って、あなたは自分の為にも、そして、結婚相手の為にも、介護問題を抱えて堂々と結婚すれば良い。
真のパートナーと巡り合える
あなたがとても幸運なのは、あなたの結婚適齢期と親の介護が重なったことだ。これは、あなたにとって、真のパートナーと巡り合える絶好のチャンスではないだろうか。もし、あなたの目の前に現れた異性が、あなたが抱える介護の現状を知ってそそくさと退散するようであれば、あなたはそのような輩とは結婚しなくて本当に良かったということになる。逆に、あなたの目の前に現れた異性が、あなたが抱える介護の現状を知っても尚あなたと結婚したいと考えてくれるのであれば、そのような異性こそが結婚して間違いのない人ということになる。世の中には義理の親との同居にすら難色を示す輩がいる。義理の親の介護を自分事として捉え、快く引き受け、協力する姿勢を示してくれるような人であれば、その人がとても誠実であなた思いであることは、誰の目にも明らかだ。
禍福はあざなえる縄の如し
禍福はあざなえる縄のごとし。我々の境遇は、時に好転し、時に暗転する。そして、そのような不確実性の高い世の中だからこそ、信頼できる相手と結婚したい。
婚活中の独身男女のみなさんの中には、夫婦で助け合うことの大切さを理解している人が必ずいる。だから、自信をもって婚活の扉を叩いて欲しい。きっと協力し合える伴侶にめぐり合えるはずだ。結婚して、あなたが幸せになり、結婚相手を幸せにする。禍福の全てを抱えて、力強く前進していこう。
以上
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