BLOG

婚活避暑地。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 婚活
  4. 貯蓄ゼロ・結婚資金5万円でお金をかけず今すぐ結婚する方法

貯蓄ゼロ・結婚資金5万円でお金をかけず今すぐ結婚する方法

経済的な理由で結婚を先延ばししない

 婚活中の独身男女のみなさん、特に、20代の若い独身男女のみなさんの中で、経済的な理由から結婚することを躊躇している人はいないだろうか。結婚はしたいけれど、結婚資金の目途も立たないし、今の給料で家族を養っていけるか不安なので、今すぐ結婚することについて迷っていると。そこで、今回は、貯蓄ゼロの結婚資金わずか5万円で、お金をかけずに今すぐ楽々結婚できる方法を提案したい。

 提案の内容に入る前に一つだけ留意事項をお伝えする。それは、この提案は、中長期的な視野に立って論理的思考ができる大人の独身男女のみなさんのみが遂行できるものだということだ。忍耐力が無く、見栄っ張りで、一時の感情に流されるようなお子ちゃまには残念ながら遂行は難しいので、その点は最初に強調しておく。

 では、もったいぶらずに結論を述べよう。貯蓄ゼロの結婚資金5万円でお金をかけずに今すぐ結婚する方法は、ズバリ、「結婚する独身男女のどちらか一方がもう一方の現在の住居に転がり込んで結婚生活(新婚生活)をスタートさせる」というものだ。結婚にかかる費用は、相手の住居に転がり込む男性(or女性)に発生する単身の引越代5万円のみ。そして、その後は、引っ越した男性(or女性)がこれまで毎月支払っていた家賃が丸々浮く。これを、その他の結婚にかかる支出に段階的に充当していくことで、1~2年程度をかけて無理なく結婚生活を軌道に乗せるという取り組みだ。

結婚は「勢い」が大事

 先ずは具体例を示そう。男性(28歳、貯蓄額100万円)は、東京都世田谷区の家賃7万円のワンルームマンション(20㎡)に借家住まいをしている会社員。一方の女性(27歳、貯蓄額50万円)は、東京都調布市の家賃6.5万円の1DKアパート(25㎡)に借家住まいをしている会社員。交際をはじめて一年経つ二人は今すぐにでも結婚したいと考えていたが、結婚資金400万円(指輪50万円、挙式披露宴150万円(祝儀考慮後)、旅行50万円、新居敷金礼金手数料50万円、家具家電50万円、その他50万円)の存在が重くのしかかり、また、その後すぐに妊娠出産育児に取り組めるような資金的余裕も無く、更には、田舎に住むそれぞれの両親にも頼れないため、結婚することを躊躇していた。真面目な男性は「結婚資金を早く貯めなければ」と焦り、若いうちに子供を授かりたいと考えていた女性は「婚期が遅れてしまう」と焦りを感じていた。依然として将来展望が開けない二人は時折喧嘩するようになる。

 二人は、ある日話し合いをした。結論は、やはり初心に戻り「今すぐ結婚する」というもの。結婚には勢いが必要。結婚資金を数年かけて貯めようなどと考えていたのでは、勢いを失うし、子育て等の将来設計にもマイナスの影響を与えてしまう。そう考えた二人は、目先の体裁や見栄や快適な暮らしなどは一切打ち捨て、男性が世田谷区の賃貸マンションを引き払い、女性が住む調布市の1DKのアパートに転がり込んで、とにかく二人で結婚生活(新婚生活)をスタートさせることにした。

 男性は、世田谷区の賃貸マンションを引き払うにあたり、衣類と布団と仕事関係のものを除くほとんど全てを処分した。テレビも処分、冷蔵庫も処分、洗濯機も処分、ベッドも処分、ローボードも処分、カーテンも処分、電球も処分、食器も処分、自転車も処分した。衣類や靴や鞄もかなり処分した。どうしても処分できない一部書籍類他は宅配便で田舎の親のところに送った。そして、断捨離を実行しミニマリストとなった男性は、最軽量の状態で女性が住むアパートに引っ越した。無論、男性を受け入れる側の女性も断捨離は完了している。その後、男性は住民票を調布市に移し、二人は婚姻届を調布市役所に提出してめでたく結婚した。

 二人の1DKのアパートでの新婚生活がスタートした。部屋はかなり手狭だが、平日はお互いに仕事三昧で会社にいる時間が長く、休日は外で一緒に楽しく過ごしているので、思ったほど気にならない。おまけに、これまでの女性の生活が単体で成立していたため、必要なものは既に全て揃っている。男性が合流したことで改めて購入すべきものは箸と茶碗とマグカップぐらいだ。そして、ここからは、男性がこれまで毎月支払っていた家賃7万円が丸々貯蓄に回せるようになる。3か月間で21万円、半年間で42万円、1年間で84万円、3年間で252万円が自動的に確実に貯蓄できる。二人は、新婚生活1年目で、お気に入りの指輪を買い、結婚記念のフォトアルバムを作成し、新婚旅行に出かけた。新婚生活2年目で、次の新居で必要になる敷金礼金等や家具家電を購入するための資金を貯めた。そして、新婚生活が丸二年経過したタイミングで、満を持して、晴れて次の新居である東京都立川市の家賃7万円の2DK(45㎡)のアパートに引っ越した。いよいよ二人の結婚生活が軌道に乗り始めた。わずか5万円で実現した二人の結婚生活は幸せそのもの。「あの時の決断は正しかった」と笑顔が絶えない。きっと、女性のお腹にいる赤ちゃんも喜んでいる。尚、挙式披露宴はお金の無駄と判断し、執り行わないことにした。

「5万円結婚」は良いこと尽くめ

 上記具体例によって、本件提案の全体像が理解できたと思う。改めて、本件提案を遂行することによる4つの効果を確認したい。

 ①今すぐ結婚できる。本件提案は、貯蓄が有ろうが無かろうが、お金を使わずに(将来のためにお金を温存したままで)、思い立ったタイミングで結婚できるのが最大の特徴だ。結婚とお金を切り離して考えることができるため、結婚のハードルがぐっと下がる。「現在の住居」で「先ず共同生活(結婚生活)をスタートさせる」という二点が最大の肝だ。その結果、二人のこれまでの支出は維持しつつも結婚資金を確実に捻出できるというバラ色のシナリオが実現する。

 ②すり合わせ時間が確保できる。最初に共同生活をスタートさせてしまうため、結婚にまつわる様々な意思決定(指輪、挙式披露宴、旅行、新居、物品購入等)について、平日の夜等を使って自宅でじっくりと話し合うことができる。特に、重い意思決定となる挙式披露宴や今後の新居等についても、お互いの希望を納得いくまで話し合うことができる。お互いが別々に暮らしている時より意思決定が格段に早い。

 ③お金の重要性を再認識できる。結婚生活をいち早くスタートさせたことで、理想や妄想を語るお祭り気分から覚醒し、地に足の着いた現実的な思考となる。手狭な部屋に住みつつ挙式披露宴に何百万円もの大金を費やすことが本当に合理的かどうかなど、お金の使い道について冷静な判断ができるようになる。

 ④喜びを感じることができる。結婚生活を最もコンパクトなレベル1から二人で協力し合ってスタートさせることで、家庭を一つ一つ丁寧に構築していく喜び、生活水準を徐々に向上させていく喜びをゲーム感覚で味わうことができる。物理的に狭い空間で暮らすことによって、濃密な時間が生まれ、二人の関係が更に緊密になる。

「5万円結婚」の留意事項

 本件提案の効果が理解できたところで、最後に6つの留意事項を確認したい。

 ①ワンルームや1K、1DKといった狭い住居に果たして二人で暮らせるのか。結論から言えば勿論可能だ。筆者の知人で、ワンルームマンションに家族4人(夫婦、未就学児、赤ちゃん)で暮らしている人がいる。彼は財閥系の大手不動産会社に勤務する会社員で、十分な給料を得ているが、お金を貯めるために敢えてそのような選択肢を採っている。住んでみれば、さほど不自由は感じないとのこと。結婚するのなら新居を用意すべき、最低でも1LDKや2LDKの住居に住むべき、というのは世間一般には当然と思われることかもしれないが、将来を見据えて行動している人からすれば単なる贅沢としか映らない。要は本人の覚悟の問題だろう。無論、断捨離は必須だ。

 ②新たに住居を借りてはダメなのか。もしかしたら、男性(or女性)がこれまでに支払っていた家賃の範囲内であれば、現在の住居でなく、新たに住居を借りて住んでも問題ないのではと考える人もいるだろう。一見、問題ないようにみえるが、実は二つの点で問題がある。一つは、即効性に欠けること。住居をどこに借りるかについて話し合っている時間がもったいないし、お互いの希望がピタリと一致する保証もないし、希望の住居が直ぐに見つかるとも限らない。もう一つは、結局お金がかかってしまうこと。たとえ家賃の節約が実現できたとしても、引越代は二倍かかるし、敷金礼金仲介手数料も発生する。更に、カーテンや電球といった備品もこれまでのものが使い回せず、結局購入せざるを得ない可能性が高い。従って、新たに住居を借りるのは全くお勧めできない。

 ③お互いが実家暮らしの場合はどうすればよいか。お互いが実家暮らしであったとしても、結論は変わらない。男性(or女性)の実家で父母を含めた同居生活をすればよい。既にあらゆるものが揃っており、こんなラッキーで恵まれた新婚生活はない。これまで、それぞれが実家に一定のお金(自己負担分)を入れていただろうから、そのうちの家賃相当額が貯蓄に回せるはずだ。万一、これまで実家にお金を入れていなかったとしても、その分は貯蓄できていただろうから、今後も確実に貯蓄できるはずだ。

 ④お互いが会社が用意した独身寮で生活をしており、どうしても新たに住居を借りなければならない。この場合は新たに住居を借りるのは止む無しだが、その際の家賃は男性(or女性)が単身で賃貸アパートを借りていたとしたら支払っていたであろう金額を上限とすること。寮生活は、会社の福利厚生の一環として家賃が格安に設定されている場合がほとんどなので、新たに借りる住居はとにかく家賃を抑えるよう努めること。これは、会社からの家賃補助を受けて借上社宅に住んでいる場合も同じ。

 ⑤結婚式前に同居入籍することを親が認めてくれない。女性の親御さんなどは、特に、社会的体裁や形式を重視し、きちっと挙式披露宴を執り行ってから娘を嫁に出したいと考える傾向にある。これは至極当然のことであり、原則親の方針に従うべきであろう。ただし、経済的な理由から婚期が大幅に遅れることは親にとっても本意ではないはずなので、その点についてしっかり話し合ったうえで、結論を出して欲しい。

 ⑥十分な貯蓄があるのでこの取り組みをする必要がない。この取り組みは、お金がないから採るというものではない。お金が有ろうが無かろうが、お金は結婚のためには使わず、将来のために温存しておくというのが本旨だ。加えて、前述した通り、この取り組みを遂行することによって複数の幸せな効果も期待できるので、是非ともお勧めしたい。

人生最初で最後の「清貧」を楽しむ

 願わくば、結婚生活が軌道に乗り、次の新居に引っ越す際も、家賃を上げずに暮らして欲しい。それが家族の長期に渡る生活を守る最善の方法だからだ。郊外に引っ越せば同じ家賃でも十分な間取が確保できるはずだし、更なる家賃の引き下げさえも可能だ。

 結婚生活は長い。最初からふかさなくてもよい。そして、愛し合う二人ならできるはず。人生最初で最後の「清貧」を存分にお楽しみください。筆者は、若者の婚活の成功を心より応援している。

以上

プロフェッショナル専門オンライン結婚相談所・縁仲

関連記事

婚活避暑地おすすめblog

お気軽にご連絡ください。

※縁仲担当者よりご連絡を差し上げます。
サービスに関するお申込み・お問い合わせの他、婚活全般に関するご希望、ご要望等、お気軽にご連絡下さい。お待ちしております。