
付き合うだけ時間の無駄「結婚する気が無い彼氏彼女の特徴」
非婚男女とさっさとオサラバ

婚活は時間との戦いだ。婚活中の独身男女の市場価値は、日々低下していく。そのため、婚活中の独身男女は、結婚する気のない独身男女(含む、結婚という意思決定ができない独身男女)(以下、「非婚男女」という)などと付き合っている時間は、ただの一秒たりとも無い。
もしかしたら、非婚男女は、あなたの結婚したい気持ちを知りつつ、あなたの気持ちを弄ぶかもしれない。もちろん、非婚男女は、あなたに対して「私はあなたと結婚するつもりはありませんので悪しからず」などと馬鹿正直には語ってくれない。非婚男女には、あなたと接点を持ち続けることによるプラスの利害があるからだ。従って、もし、あなたが彼氏彼女の結婚姿勢に疑問を感じたら、自らの眼力によって彼氏彼女が非婚男女であることを見抜き、さっさとオサラバしなくてはいけない。もちろん、非婚男女の情や言い訳なんぞに騙されてもいけない。毅然とした態度で関係を断ち切る。そして、早々に、婚活を再開するべきなのだ。
今回は、非婚男女の10の特徴を以下に示すが、その前に、ここで100%明確にしておきたいことがある。それは、10の特徴に該当する独身男女が全て非婚男女だと言いたいわけではないということだ。むしろ、10の特徴に該当する独身男女の大多数は、普通に結婚を希望し、実際に結婚するだろう。10の特徴は、あなたの彼氏彼女が結婚に応じる気配がない、結婚にどうしても応じてくれないという時に、あなたの意思決定の参考にして欲しいがために示すものだ。つまり、自らの気持ちを整理し、彼氏彼女から身を引くときの「自らを納得させる材料」にして欲しいというわけだ。この点は強く、強く、協調しておく。なお、10の特徴の例示においては、作文上のまどろっこしさを回避する趣旨から断定的な書きぶりを採るが、併せてご容赦願いたい。筆者は、とにかく、あなたが貴重な時間を無駄にしてしまわないことを切に願うのみである。筆者の意図が理解できたところで、以下10の特徴を確認していきたい。
①転職・留学・起業・資格取得

転職・留学・起業・資格取得に躍起になっている人は非婚男女だ。転職・留学・起業・資格取得に躍起になっている人は、「ここが人生の勝負どころ」と自己暗示をかけつつ、結婚をはじめとした他の重要な意思決定を平気で後回しにする。残念ながら、結婚と、転職・留学・起業・資格取得の二つのタスクを同時にこなせる器用な独身男女は滅多にいない。トイレを我慢して映画は観られないし、シャンプーをしながら電話ができないのと同じだ。とにかく、目の前のものをやっつけなければ、次のタスクに進めない。本当は、トイレを我慢してでも観なければいけない重要な映画のワンシーンがあるし、シャンプーで目が痛くても出なければいけない重要な電話もあるのだが、当の本人にその自覚は無い。今まさに運命の人に出会っているという人生最大の幸運は、あっさり無視される。
転職・留学・起業・資格取得に躍起になっている人は、言うなれば、「生命の危機」に晒されている人と言えるかもしれない。少々大げさに言うなら、「明日、ご飯が食べられないかもしれない」との強迫観念に駆られながら日々生きているのだ。こんな状態では、とても冷静な判断などできない。とても色恋結婚の話などできやしない。
転職・留学・起業・資格取得に躍起になっている人は、これらの挑戦に見事成功し、自分のステータスを一段階高めた上で、一段階上の世界の住人と出会って結婚しようと目論んでいる輩も多い。売れない芸人が、売れた瞬間に、売れない時代から付き合っていた恋人を捨てる例の展開と何ら変わらないメンタリティーだ。
②成り上がり者

成り上がり者は非婚男女だ。成り上がり者は、日々新高値を更新する株式と同じだ。昨日も上がった。今日も上がった。だから、明日も上がるだろうし、明後日も上がるだろうと思う。とても、今、手持ちの株式を売却(結婚)する気になどなれないから、非婚男女となる。
成り上がるケースは数多ある。トレーナーをジャケットに着替えて、成り上がる。ぶよぶよボディーをマッチョに仕上げて、成り上がる。一重まぶたを二重まぶたに整形して、成り上がる。八王子から港区に引っ越して、成り上がる。田舎者がにわか都会人になり、成り上がる。Fラン大卒が一流企業に就職して、成り上がる。ドメドメ君が英語ペラペラで、成り上がる。三流企業から一流企業に転職して、成り上がる。マグレ君が実力不相応な高給取りになって、成り上がる。ノンホル君が資格取得で、成り上がる。無謀者が起業成功で、成り上がる。たまたま買った株がテンバガして、成り上がる。
成り上がり者は、身も心も浮かれている。とても、落ち着いてテーブルに着きそうにない。
③金持ち

金持ちは非婚男女だ。金持ちは、自分の金を、伴侶の介入を挿むことなく、全て自分の思うままに使いたい。金持ちは、愛情や家庭などは、いつでも札束で手に入ると思っている。
創造逞しく、自分が1,000億円の大金を持っていることをイメージしてみよう。あなたに近づいてくる異性は、あなたの目にはどう映るだろうか。もしかしたら、「金目当てで自分に近づいているのかもしれない」と思う。結婚したら、「あらぬ言い掛かりをつけられて、離婚し、慰謝料を半分持っていかれるかもしれない」と思う。とても結婚できそうにない。とにかく、金持ちは猜疑心が強いのだ。仮に、あなたが金持ちとの結婚に首尾よくこぎつけたとしても、何らかの「契約書」(離婚した場合は、金は一切渡さない等)にサインさせられるかもしれない。
自力で富を築いた金持ちは、結婚相手にとにかく厳しい。あなたのタダ乗りは許さない。あなたにも相応の貢献を要求する。もし、あなたが何の貢献もできないのであれば、金持ちは、あなたを結婚相手には選ばない。
親の遺産(相続)で大金を手にした(手にする予定の)非婚男女は更に質が悪い。棚からの牡丹餅であればこそ、尚更、赤の他人なんぞには喰わせない。全てを自分で使い果たすことしか考えていない。旅行、エステ、ブランド品、高級車、高級マンション、豪華な食事。結婚などしなくても十分に満足のいく一生が送れる算段が付いている。あなたは、まるで虫けら同然に扱われる。
④中途半端なポジション

中途半端なポジションの人は非婚男女だ。中途半端なポジションの人は自分の市場価値を大いに勘違いしやすいからだ。偏差値70の人は自分の市場価値を知っている。雲の上に突き抜けていれば間違えようがない。肩の力を抜いて、いつでも自然体だ。偏差値30の人も自分の市場価値を知っている。地べたを這いつくばっていれば間違えようがない。平身低頭、謙虚になれる。しかし、偏差値45~55の中途半端なポジションの人は、往々にして自分の市場価値を偏差値65くらいに見積もるものだ。そう、中途半端なポジションの人は自惚れが強く、厚顔無恥に仕上がっている。当然、異性との認識も噛み合わない。従って、結婚が遠い。
中途半端なポジションかどうかは、学歴、勤務先、顔、の典型的な3つのステータスで確認できる。東大卒も、Fラン大卒も、とっとと結婚する。Google勤務も、雑居ビル零細企業勤務も、とっとと結婚する。美男美女も、不細工も、とっとと結婚する。非婚男女は、中途半端な私立大学を出て、中途半端な上場企業に勤めて、中途半端な顔をしている独身男女だ。掃いて捨てるほどいる存在であることにどこまでも気づかないから、手の施しようがない。
⑤パラサイト族

パラサイト族(親と同居している人)は非婚男女だ。男性は30歳を過ぎて、女性は35歳を過ぎても親と同居していたら、前から見ても、後ろから見ても、斜め45度から見ても、非婚男女だ。
親が掃除し、親が洗濯し、親が布団を敷き、親が買い物し、親の手料理を食べ、親と一緒にテレビを見て、親と一緒に風呂に入って、親におやすみなさいを言って、朝、親に起こしてもらう。平日も親と一緒。休日も親と一緒。朝も夜もずっと親と一緒だ。我が子を千尋の谷に突き落とす百獣の王ライオンがこの事実を見たら、きっと腰を抜かして二度と立ち上がれないだろう。
パラサイト族は、高度な鈍感力を併せ持つ点が特に罪深い。世間体なんて一切気にしない。「いい歳をしてまだ親元に居るのか」、「マザコン(ファザコン)なのではないだろうか」などという世間の噂は届かない。24時間365日親と一緒に過ごしているかどうかという事実が重要なのではなく、24時間365日親と一緒に過ごしていると世間から思われても一切気にしない鈍感力が、パラサイト族の真骨頂だ。
親離れ(子離れ)はなかなかできない。一緒に居れば寂しくない。一緒に居れば楽だ。そして、二つの麻薬は、結婚しなければいけないという切迫感をゼロにする。「親の面倒を見なければいけない」を隠れ蓑にする、確信犯的パラサイト族も居る。
特に、都市部(たとえば、東京都心6区等)で暮らす女性パラサイト族は、更に質が悪い。結婚するとほぼ確実に「都落ち」となるから、意地でも親にしがみ付く。たとえば、渋谷区の高級マンションに住むお嬢様は、結婚して八王子のオンボロアパート暮らしをするつもりなどさらさら無い。親からの結婚の勧めものらりくらりとかわしつつ、非婚を貫き、渋谷区の高級マンションで我が物顔だ。もちろん、渋谷区の栄光は自らの実力で掴み取ったものなどではない。しかし、渋谷区のお嬢様に「あなたは勘違いしている」と言ったところで一ミリも響かない。「一体、何が悪いの」とキレられるのがオチだ。高笑いすら聞こえてくる。
親と仲が良いということは、親孝行であるし、確かに微笑ましいことだ。しかし、親を越えるほどの大切な人を見つけられないということは、やはり寂しいことだ。そして、世間の目が一切気にならないという精神状態も、もはや不気味ですらある。
⑥つるんでいる独身の友人

つるんでいる独身の友人がいる人は非婚男女だ。人は暇と孤独に耐えられない。結婚は、暇と孤独を回避する処方箋でもある。しかし、つるんでいる独身の友人がいれば暇も孤独も誤魔化せる。だから、いつまで経っても結婚しない。
つるんでいる独身の友人がいる人は、常に、他のつるめそうな独身の友人を探しているかもしれない。歳を重ねるとともに、つるめる独身の友人がどんどん減っていくからだ。既婚者では都合が悪い。時間も会話も噛み合わない。自分の暇と孤独を癒すため、何としても他の独身者を道連れにする。それまで希薄な関係であった他の独身者と、半ば無理やりにでも仲良くなって、つるみ出す。お互いの傷をなめ合って、安心している。
つるんでいる独身の友人がいる人は、その友人との固い結束を保っている。互いに結婚しないことを確認し合っているかもしれない。恋愛する自信も勇気もないから、結束だけが唯一の命綱だ。もちろん、抜け駆けは許さない。婚活も恋人の存在も全力で阻止する。他人の不幸は蜜の味。もし、つるんでいる独身の友人が全員結婚してしまったら一体どうするつもりだろうか。いずれにしても、つるんでいる独身の友人と、永遠に、スリルのあるババ抜きゲームを続けるつもりなのだろう。
⑦兄姉が結婚していない

兄姉(年上のきょうだい)が結婚していない人(弟妹)は非婚男女だ。原則、弟妹は兄姉をベンチマークし、兄姉の真似をする。兄姉が非婚なら、心の底から安心する。兄姉の非婚は、自らが結婚しないための免罪符だ。親から発破をかけられる恐れもない。兄姉への対抗心から、「自由人自慢合戦」をしているケースもある。長幼の序を重んじるあまり、兄姉が結婚するまで、自らの結婚を自粛しているケースもある。
そもそも、兄弟姉妹は、性格や価値観が似ていると考えて良いだろう。兄姉が結婚しないのには何かしらの理由がある。そして、その理由は、弟妹にも受け継がれていると考える方が自然だ。
⑧家族に離婚経験者

家族に離婚経験者をもつ人は非婚男女だ。親や兄弟姉妹が経験した離婚は、ほとんど自分事と言っていい。不仲の原因に触れ、修羅場を体感し、離婚現場を目撃したかもしれない。家族の離婚に接し、憂鬱な日々を過ごしたかもしれない。結婚なんてするものではない。そう考えるようになったとしても何ら不思議はない。
離婚経験のある親や兄弟姉妹から積極的にネガティブキャンペーンを張られ、洗脳された可能性もある。「他人は信用できない」、「自由がなくなる」、「財産を失う」、「結婚なんて面倒くさい」、「結婚なんてするものじゃない」、「結婚はもう御免だ」、などと言われて、すっかり気持ちが萎える。結婚のリスクを知り、結婚の儚さを知り、結婚に対して良い印象など一切持てなくなってしまう。
離婚を経験した家族を目の前にして、「自分も(離婚を経験した家族同様)結婚には向いていない性格かもしれない」と勝手に結論付けてしまうケースもあろう。事実、世間を見渡せば、親子揃って離婚経験者などというケースも多い。一旦、固まった思い込みは、容易には解消しない。
⑨家事育児が嫌い

家事育児が嫌いな人は非婚男女だ。勉強嫌いは大学に行かないし、運動嫌いはテニスをしないのと同様に、家事育児が嫌いな人が結婚をする道理はどこにも無い。
家事育児が嫌いな人は、家事育児がとにかく苦手なのだろう。物事を器用にこなせない。他人に関心が持てない。愛情の注ぎ方がわからない。おまけに、頑張る気概もないから、どうすることもできない。
独身者と既婚者の大きな違いは「攻守が入れ替わる」事だ。独身者は、自分の事だけに専念し、もしくは、他の人から施されることが前提となる立場の人だ。一方、既婚者は、他の人に施すことが前提となる立場の人だ。夫や妻や子供の幸せのために、家事育児に励み、場合によっては一日の多くの時間を家事育児に費やすことも厭わない。
家事育児は大変であり、面倒くさい。施されることのみを幸せと感じ、施すことに幸せを感じることができない人は、結婚はできないし、結婚などしない方が良い。
⑩精神年齢が低い

精神年齢が低い人は非婚男女だ。責任感が欠如している。親を大事にしない。兄弟姉妹とも仲が悪い。金遣いが荒い。店員に対する態度が悪い。ゴミやたばこのポイ捨てをする。服装がいつまでも学生ノリ。言葉遣いが悪い。時間を守れない。メールや電話を無視する。作業が遅い。自己中心的で、周囲に迷惑を掛けても気に掛けず、謙虚さが無く、根拠のない自信だけで突っ走る輩だ。当然、親や家族が心配していることも顧みない。とても結婚できそうにない。
結婚に、協調性と忍耐は必要不可欠だ。赤の他人がひとつ屋根の下に暮らすのだから。精神年齢が低い人は自分のことで精一杯だ。精神年齢が低い人に期待しても無駄だ。
足るを知らず、甘え心が捨てられない

念のため、非婚男女の番外編を4つ示す。一つ目は、既婚者。結婚出来ようはずがない。これは言うに及ばず。二つ目は、前科者(犯罪者)。過ちをカミングアウトできずにいる可能性がある。三つ目は、大病経験者。特に、生殖機能等を失っていれば、結婚するインセンティブが大きく低下している可能性がある。四つ目は、性的マイノリティー。志向の違いは埋まらない。これら番外編のケースはいずれも如何ともし難い。事情を察したくとも、相手からのカミングアウトが無ければ、気づけないケースがほとんどだ。もし、心当たりがあるのであれば、とにかく、真正面から、本人に確認する他ない。
以上、非婚男女の10の特徴と番外編を確認した。月並みな表現になるが、足るを知らず、甘え心を捨てることができない独身男女は、非婚男女ということになる。あなたの彼氏彼女が、これに該当しないことを、心底より祈る。
以上
プロフェッショナル専門オンライン結婚相談所・縁仲
